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とあるゴーレムの物語  作者: 秋色猫
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龍と竜

ひとまずは身体の成長への道筋は見えてきた・・・と言うか

スグには「大人なレム」にはなれないことがわかったので

レムはふと思ったことをいてみることにした


『神龍様は二柱ふたはしらしか居ないって言ってたけど

お母様たちの他にも龍って居るですか?』


『龍と呼べる存在は今は私だけしか居ないわ

その代わりと言って良いのかはわからないけど

湖の島にあるダンジョンで新たな種族として竜種が誕生したわね』


『湖って魔道具の実験で消えた国に出来た湖ですか?』


『そうね、その湖で正解よ

魔道具の暴走で収束された周囲の魔素を素にダンジョンが出来たのだけど

そのダンジョンがノアルのコアを吸収して龍の因子が組み込まれちゃったのよね

まぁダンジョン程度のスペックで神龍が再現できるわけないから

私達の100分の1の能力にも満たない竜と言う種族として誕生しちゃったのよ

そんな竜種でもこの世界では災厄級と言われる破格の強さを誇るのだけどね』


『へぇ〜そうなんですねぇ

でもダンジョンの魔物だったら湖の島から出てこれないですか?』


『それがそうとも言えないのよ

ダンジョンの魔物でもレムみたいにユニーク種だったら自我を持った個体になるから

ダンジョンコアの命に従うこともなく自由にダンジョンから飛び出したりもするのよ

実際ダンジョンを飛び出した竜種が自然界で繁殖して少数だけど生存しているもの』


「自分もダンジョンコアに創り出されたゴーレムだったけど

たしかに自分の意志で自由に動き回ってるなぁ・・・」

と思い納得するレムだった

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