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七変化冒険譚~TS少女は何を見る~  作者: 菘
ヴェスタリア編
15/21

第十三話 お・や・く・そ・く

近々改稿予定です。

お約束で入れてみたけど、ひどすぎて消したい。()

 

 晴れて冒険者になって、文明人の仲間入りを果たした。


「なんか名刺みたいだなこれ」

 受け取ったギルドカードを見てついそんな感想が出た。

 だがまさかギルドカードが身分証になるとは思わなかった。


「おい」


 そういえば、エルダータイガンだったか?あれも換金したしウルブズさんにお金返しに行かんとな。でも今日は宿に行ってゆっくりしたいな。ウルブズさんは依頼受けたときでいいか。


「おい」


 お風呂付の宿が合ってよかった。湯舟を張るっていう行為自体が難しい物だろうと思ってたが、あたったようで一安心というかなんというか。宿に着いたらすぐにお風呂入ろう。今日なら何時間も入っていられる気がする。


「おい!」


 そういえばこの服どうしようか。さっきアイテムボックスの中を覗いたらゲーム時代に持ち物に入れていたもので溢れていたから、着替えは何とかなるとは思うけど、この服一番のお気に入りだしな...


「おい!!!」


 それにしてもさっきから無視されて可哀そうな人がいるな。反応してやればいいのに。俺はもうギルド出るからいいけど、ほかの人達は嫌だろう。

 そう思ってそれらしい人物を探す。


「お前だよガキ!」


 あ、俺か。にしても、声をかけられるようなことしたか?声の感じからカイル達じゃないのは確定だが。仕方なく後ろを向くと二人組の冒険者の男がいた。こいつらかな?

「お前さっき冒険者登録してたろ。どうだ?俺らが冒険者のいろはってもんを教えてやってもいいぜ?それによくみれば上玉じゃねえか。可愛がってやるぜ?ヘヘヘ」


 なんかデジャブのような顔を浮かべた男が何かほざいてるんだが・・・どこで見たっけか....あぁこっちの世界来てから初めて仕留めた巨人だ。あいつと同じ顔してんだ。あの欲情した変態と同じ顔してるが、こいつらの方がもっと気持ち悪い。下ひた顔だ。


「おっと、授業料はさっきのエルダータイガンの金でいいぜ?優しいもんだろ?」

 勝手に話が進んでるんだが。それにどう聞いても、俺を下に見てるとしか思えないんだが。どうせその後見せられない事をするんだろう。エロ同人みたいに。エロ同人みたいに!...なんか考えが透けて見える...


「間に合っているのでお断りします。」

 大体、何故見た目少女にいきなり話しかけるんだよ。世が世ならロリコンで逮捕待ったなしだぞ。

「嗚呼?C階級のラッセル様が教えてやるって言ってんだよ!女が口答えすんじゃねえ!!」


 丁寧に断ったが案の定キレてきた。俺じゃなくて女性自体を下に見てんのか。まず階級でいうならさっきのカイルさんの方が高いし、教えてもらうならそっち行きたい。というか

「教えてほしいなんて言ってないんですけど。押しつけがましいですね。」

 まず一言もそんなことを言ってないのに掛けてくる時点で、下心しか見えないから誰でも断るでしょうに。


 するとラッセルと名乗った男がプルプル震えだした。人間怒るとあんなことになるんだな?ちょっと面白い。大の大人が固まったまま震えてる。

 そう思ってるとラッセルがいきなり動き出した。

「てめえ!人が下手に出てりゃいい気になりやがって!!」


 ラッセルが俺に向かって殴りかかってきた。咄嗟にローズを抜こうかと思ったがここはまだギルド内だ。流石に武器を出すわけにはいかない。そう思い、ラッセルの拳を避け鳩尾に向かって拳を突き出す。

 ドグッと鈍い音が響き、ラッセルは殴りかかった格好のまま床へと倒れこんだ。

「教えるっていいながらこれじゃお粗末すぎやしないか?」

 倒れて動かないラッセルから視線を外し、ラッセルと一緒にいた男に向かって言う。男は驚いてるようで呆けていたが、すぐに気づいたようで俺に殴りかかってきた。

「ガキが!よくもやりやがったぬぅわッ!!」

 今度は避けてから突き出された腕をつかみ、床に投げる。頭から落ちたようで意識を刈り取ることに成功したようだ。


「下手に出るを調べた方がいいぞ。」

 そういった所で、周りがわっと騒ぎ始めた。


「やるじゃねえか嬢ちゃん!」

「ざまあねえなラッセル!ハッハハハハ!」

「いい気味よラッセル!」

「よくやった!ありがとう!」

「是非うちのチームに来てくれ!!」


 など言いたい放題言っている。あるものは酒場エリアで酒の追加注文していたり、女性のみのチームと思われる人たちは感謝を伝えてきている。この様子からこの二人がどれだけ嫌われてるのかがよくわかる。最後のは何か違う気がするが。



 生まれてからここまで称賛されたことがなく、気恥ずかしくなって俺は逃げるようにギルドから今度こそ出て行った。

お読みいただきありがとうございます。

一日空いてしまい申し訳ありません。

今回はリミュス視点で書かせていただきました。正直第三者視点が辛くなってきました...

もう...リミュス視点に戻していいかな...(遠い目)


ゲーム時代の荷物をどうするかすごく悩みます。何故アイテムボックスの中に入っている設定にしてしまったのか

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