第0話 流星
初投稿の為至らない点もありますがよろしくお願いします。
※8/24に内容が変更されています。
この話だけ全くの別物になっております。前の方がよかったという方がいましたらお教えください。
そこは地球ではないどこか遠い世界。
見る限り、地球のように土地開発を多く行っているわけではなく、森や山・草原等自然が溢れており、所々に街や村がある。街道が通っている場所もあれば、道の途中に大きな建物が立っている所もある。
そんな世界の、もう夜の帳も下りている頃。
外出している者は少なく、所によっては家の中の明かりすらない時分。
突如夜闇を切り裂くような強い光が夜空に浮かび上がった。眩い光にあるものは店を閉める事すら忘れて見入り。またある者は子供をかばうように前に出る者もいる。
そんな多種多様な対応をする人々に対し、見せつけるかのように光は一際輝いたかと思うと、次の瞬間には6つの光へと分裂をした。
六芒星のように位置取った光は、三度光ったかと思うと別方向へとばらばらに飛び始めていった。
6つの光の尾を作りながら夜空を断ち割っていく光景は、さながら流星群。数は少ないがそう言って差し支えない程の荘厳さがある。
人々は流星群を見たことに驚愕。序で喜びを示す。しかし、その流星の数に気が付いたものは、喜びは鳴りを潜め訝しみ始める。隣にいたものは疑問に思いその者に声をかけ、これまた訝しむ。その波は次第に大きくなり、遂には流星を見た歓喜は無くなり、不安一色となり皆が直ぐに家へと入っていった。何かを怖がるように。
6方向へと飛んだ流星。そのうちの一つの流星に、もう一つの流星が寄り添うように飛んでいる事に気が付くものは居なかった。
お読みいただきありがとうございます。
※8/24追記:これはじっくり考えた後に出てきた設定になります。正直書き直した方が早いんじゃないかって思うレベル。ですが1話以降の変更点は基本的に細かいところばかりなので思いとどまりました。めんどうでd(殴