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1 目を覚ますとそこは……

「ん……んぁ……?こ、ここどこ?」


私は目を覚ました。すると、そこは見知らぬ世界。真っ白な空間。ぼけーっとしていると、突然目の前に水晶とパネル?があった。


「んぁっ……!?」

と驚いていると、パネルに『水晶に触れて下さい』の文字。


ここに居てもすることないし、なにをすればいいのかもわからないからな……と考え、とりあえず触れてみることにした。


水晶に触れると、突然水晶が光出した。


思わずその眩しさに目を閉じてしまう。





そろそろ大丈夫だと思い、目を開けるとパネルに


ーーーーーーーーーー

ステータス


名前 ハルカ

年齢 13

レベル 1

性別 女性

種族 人(100%)

職業 中学生(1) ガンナー 回復術師

スキル 自動装弾

魔法 ヒール

ーーーーーーーーーー

と、パネルに書いてあった。

なんかゲームみたいだなぁ……と考えていると、


「ようこそっ!僕の世界へ、歓迎するよ。ハルちゃん。」と誰かが話しかけてきた。


私はビックリして、「ひぃっ!!」と情けない声をもらしてしまった。


キョロキョロと周りを見てみても、誰もおらず……


「やだなぁ……そんなに驚かなくても(笑)でも、僕、そこには居ないよ?ハルちゃんからは見えないところにいるんだよ?」


は……?と思っていると、

「さて、本題に入ろうか。」と勝手に話し出した。


「まず、自己紹介からしようか。僕はアリア。性別はないよ。どちらにもなれる。そして、人々から神様と呼ばれる存在。あ、神様だからって様付けはやめてね。僕、そういう堅苦しいの嫌いだから。」


「わかった。アリアさん、私はこれからどうすればいい?」とりあえず、聞いてみた。


「今からそれを説明するね。」


アリアさんが言ったことを要約すると

・私は死んだということ。(猫を庇って、でも猫と共にトラックに轢かれてしまった。)

・アリアという世界に猫と一緒に行くこと。そして、その猫はその世界では私にだけ、言葉が通じるということ。(ちなみにアリアという世界の名前はアリアさんから取ったのではなく、その逆だということ。)

・『メニュー』と唱えると、パネルがでて、いろんなことが出来るということ。


「うん。大体理解したよ。『メニュー』。」


ーーーーーーーーーー

メニュー


〇ステータス

〇装備

〇道具

〇名無し(猫)

〇ヘルプ

ーーーーーーーーーー


「困った時はヘルプを見ればいいんだよね?」


「うん。それで合ってるよ。」よっしゃ!!これで大丈夫だ。


「じゃあ最後に僕からプレゼント。君に似合う装備と冒険に必要な物。そして猫だよ。あ、猫には名前をつけてあげてね。それじゃあ、キミに幸あれ!」


そうアリアさんが言ったと同時に意識が薄れていく……


意識が途切れる瞬間。「みゃー」と聞こえた気がした。

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