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義務
ただ、ただ、戦い続けるということ…
そう、ただただ、人生と言う舞台で、戦い続ける事…
後に、引かないということ…
ただただ、虚しさと、辛さと、そして、楽を求める自分と戦い続けること…
欲を抱かず、ただ自己のうちに有り、そして、そこにいつづける事…
そして、戦うということ、本当の敵を知るということ…
だけど、それでも、死は訪れるということ…
何を持ってしても、どんなに虚しくても…
それがこの世の鉄則だ…
己れに化せられた定めと向き合うこと…
それにただ挑んでいく事…
本当の幸せと言うものが分かっていても分かっていなくても…
それ自体を望まずに、欲の沸くところと、その怒りとに翻弄されずに…
ただただ、己れの義務に徹すること…
その辛さに耐えること…
ただただ、耐え抜くこと…
そして祈りつづけること…
どうか、そういう今の私でいつづけられれば…
何も望まぬということと、何もかもを望むということと…
そして、ただただ、生きているということと…
今やる事と、そしてやらなければならない事と…