3/4
泉と午後
多くも望まず…
ただ過ぎていく日々…
何か望んで何か手に入れる分けでもなく…
ただ真を求めてく日々…
その奥の…深く深く…泉の沸くところのその中へ…
僕はその岸辺で、毎日を過ごす…
朝になればその泉に潜る…
それが毎日の事…
ただそれが幸せ…
深く深く…
毎日同じ泉に飛び込む…
深く深く…
僕はだれ?
そう、そういうものであり、本当の名前など無い…
ただただ、その泉に飛び込む…
何も勇気のない人は、飛び込まずにその泉を見ている…
その泉の存在に気がつく人もまれであり。
そして、全てそこから生まれる。
だけど、誰とて、その池の、一番そこにつけはしない…
誰一人、世界を知り尽すものがいないように…
僕もその泉にとびこむ…
まるで、地球の中心に向かうように…
そして、空から、見放されるように…