3人の旅路 1話
ある時
一人の少年の剣士がいた
その剣士の名は朽木 蒼燕
朽木一族の生き残り
ほかの朽木一族はある日何者かに殺された。
一族抹殺の日の記憶は蒼燕には鮮明に残っているが手掛かりがほとんどなかった。
唯一わかっていることとすれば、この世界の人間ではないことと1枚の札だった。
蒼燕は自らの力では次元をわたることができないとわかっていた。
そのため別の一族ものとへむかい1度だけ次元を超えた。
そう、ある生物の集う次元へ
ある時
一人の仙人がいた
その仙人の名は宝仙
とある人物を追っていた。
その人物に自らの友人、知人が幻術に掛けられ襲い掛かられていた。
幻術を解く術を当時会得していなかった宝仙は、自らの友人、知人に手をかけた。
そう、友人、知人に掛けられていたのが幻術だけでないと知らずに。
操られていたものに時間をとられ追っていた人物はもうすでにこの次元にはいなかった。
宝仙も次元をわたる術はあるが、そう何度も使用できるものではなかった。
だからある次元へわたった。
そう、ある生物の集う次元へ。
ある時
一人の魔術師がいた
その魔術師の名はクラトス=フローライト
とある人物にあるために旅をしている。
そのとある人物は護衛対象だった、だがある日忽然と姿を消したのだ、1枚の置手紙を残して。
手紙には
真の黒幕がわかった彼の者を倒すために私は旅に出る
と書かれていた。
そしてその手紙を読んだクラトスは確信した彼は、もうこの次元にはいないのだと。
ゆえにクラトスも向かわねばならない、ただクラトスとて次元を超えるには限界がある。
だからある生物の集う次元へ向かった。