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第28話 最新のスキル公開。2ndステージ開始!

 2ndステージに進む前に俺の最新のスキルシートを紹介しよう。

 出し惜しみしてる場合じゃないのでGP(ガチャポイント)を全て注ぎ込んでガチャを回した。

 

 まずまずのスキルを習得することが出来たが、正直俺自身は人並みの強さなので、どこまでスキルで補強出来てるかが、戦闘テスト攻略の鍵を握っている。



『只野一人 27歳 男   C級探索士 スキル総数 40/40』


【UR】 アクティブスキル:『スキルガチャダス』

【SR】 アクティブスキル:『魔弾』

【N】  アクティブスキル:『疾駆』 

【R】  アクティブスキル:『鉄のカーテン』

【R】  アクティブスキル:『緊急回避』

【R】  アクティブスキル:『溜め攻撃』

【SR】 アクティブスキル:『乱れ撃ち』

【SR】 アクティブスキル:『ヘビースイング』

【SR】 炎魔法:『ハイフレイム』

【N】  風魔法:『プチウインド』

【R】  雷魔法:『ジェネサンダー』

【R】  氷魔法:『ジェネコールド』

【R】  治癒魔法:『ジェネヒール』

【R】  治癒魔法:『ジェネポイズンケア』

【N】  治癒魔法:『プチパラライズケア』

【R】  治癒魔法:『ジェネスリープケア』

【R】  パッシブスキル:『炎魔法上昇(5%)』

【R】  パッシブスキル:『雷魔法上昇(5%)』

【R】  パッシブスキル:『筋力上昇(小)』

【R】  パッシブスキル:『魔力上昇(小)』

【R】  パッシブスキル:『耐久上昇(小)』

【R】  パッシブスキル:『敏捷上昇(小)』

【SR】 パッシブスキル:『衝撃耐性(中)』

【N】  パッシブスキル:『昇天耐性(小)』

【R】  パッシブスキル:『睡眠耐性(小)』

【R】  パッシブスキル:『呪殺耐性(小)』

【R】  パッシブスキル:『光魔法耐性(小)』

【R】  パッシブスキル:『体力自然回復(小)』

【N】  パッシブスキル:『アイテムドロップ率アップ(微小)』 

【R】  パッシブスキル:『恐怖耐性(小)』

【R】  パッシブスキル:『食いしばり(小)』

【SR】 パッシブスキル:『物理耐性(中)』

【R】  パッシブスキル:『素材化』

【SR】 パッシブスキル:『警戒』

【N】  パッシブスキル:『採集』

【R】  パッシブスキル:『スタミナ自然回復(小)』

【N】  パッシブスキル:『クリティカル率アップ(微小)』

【N】  パッシブスキル:『魔獣系攻撃力アップ(微小)』

【N】  パッシブスキル:『精霊系攻撃力アップ(微小)』

【N】  パッシブスキル:『亜人系攻撃力アップ(微小)』




 特筆すべきは新たに習得した5つの【SR】だ。


 アクティブスキル『乱れ撃ち』はエネルギー弾を一度に複数発射出来る『魔弾』のマシンガン版みたいなスキルだ。威力は落ちるが集団で現れた敵を一掃するのに便利なスキルだ。


 『ヘビースイング』は剣術、棒術系のスキルで、通常の数倍のパワーと衝撃を与える事が出来る。

 『魔弾』以上の攻撃力が出せるため、現在『ワイルド鍛冶屋本舗』にて新たな武器を制作してもらっている。


 『衝撃耐性(中)』は相手の衝撃波や、攻撃を食らった際の頭部の揺れなどを軽減してくれる。ダンジョンで意識を失ったら即アウトなのでこれは地味に助かる耐性だ。

 

 『物理耐性(中)』は文字通り物理全般に対して耐性を得られる。ダイアウルフやアングリーボアの突進くらいなら耐えられるそうだ。ちなみに『耐久上昇』の場合は物理防御のみならず、魔法攻撃やスキル攻撃といった特殊防御も向上する。


『警戒』はバックアタックや奇襲の気配を察知出来る能力だ。

 まだ効果を実感出来た機会はないが、有効なスキルである事を願う。



 フィジカル上昇系パッシブスキルは全て【R】で揃えた。これで一般人並みの身体能力だった俺も、霊長類最強の男並みの運動性能を発揮出来る。

 【SR】から先は超人並みのフィジカルを得られるらしい。まるでマーベル映画の世界だ。


 その他にも【N】レアリティだった多くのパッシブスキルを軒並み【R】へと変更した。

 今までは(微小)だったが(小)に変わったので、耐性やボーナス効果の恩恵も多く得られる様になった。


 これだけのスキルを習得するには金額に換算すれば余裕で一千万は超えるだろう。

 ここまでスキルカードを集められたのは言わずもがな『スキルガチャダス』のおかげだ。

 果たして俺みたいな凡人が、スキルの力でどこまで通用するのだろうか。ある意味楽しみだ。






 初日は1stステージの試験のみで終わった。合格者は189人。

 その日は『探索士ナショナルトレーニングセンター』内の『エクスプローラーヴィレッジ』と呼ばれる宿泊施設にて一泊し、翌日2ndステージが幕を開けた。


 『屋内トレーニングセンターEAST』1階のフロアにて昨日と同じ、40代くらいの峻厳そうな女性が登壇し、試験内容の説明を始めた。


「皆様1stステージ合格おめでとうございます。これより2ndステージの試験内容をご説明したいと思います。2ndステージでは所定時間内に複数の魔物を討伐するタイムアタックを行います。条件は二つ。一つ目は10分の制限時間内に全ての魔物を倒す事。二つ目は討伐までにかかった時間が全体の50位以内に入ること。まとめると全ての魔物を倒し、なおかつクリア時間が短かった者から順に合格とさせて頂きます」


 魔物を全て討伐した上で、なおかつクリア時間が50番以内に入らなきゃならないのか。

 これはスピードも考慮して挑まなければな。


「1stステージでは敵が攻撃してきませんでしたが、2ndステージでは敵が攻撃を仕掛けてきますので、用意された防具も自由にお使い下さい。くれぐれも大怪我のないようお気をつけ下さい。番号で順にお呼びしますので、それまではホールにてお待ち頂きますようお願い致します」


 今回は敵も反撃してくるのか。

 まあそれが当たり前だ。


 『ジェルレム』みたいに一方的に攻撃を受け続ける魔物なんて存在しない。

 情報通の猫田美夜に聞いたところ、あの『ジェルレム』は隣の研究施設『国立ダンジョン・魔物研究センター』で製造された人造の魔物だという。


 急にマッドな話になってきた。 

 米国や中国ロシアなどの超大国では魔物の研究がかなり進んでいる。軍事利用を禁ずる国際的な取り決めがなされているが、彼の国は果たしてそんな決まりをどこまで遵守しているのか不明だ。

 我が国でも軍事利用こそないが、公には出来ない様々な研究がされているとの噂がまことしやかに囁かれている。



 2ndステージの魔物は果たして人造の魔物なのだろうか。

 確か上級探索士のトレーニング用に魔物が飼われているとの噂も耳にした。


 ここ『探索士ナショナルトレーニングセンター』の地下が実はダンジョンになっているなんて話は探索士の間では有名な都市伝説だ。




 二時間後、俺の番号187が呼び出された。

 俺の他に4人呼び出され、係員に従い地下に向かうと、そこは動物園を思わせるガラス張りの区画になっていた。

 マジックミラーになっているのか、こちらからは向こう側の様子が見えない。


 一つ一つの区画は武道場くらいの大きさはあるだろうか。

 中の様子が見えないので広さは推測出来ない。


 どうやら一人で戦うらしく、係員の誘導に従って、ガラス張りの各区画の入口扉前で待たされる。

 時間が来ると、相変わらず事務的な喋り方の係員が説明を始める。


「扉を開けるとまず最初の部屋は倉庫になっていて、好きな武器、防具をお選び頂けます。更にもう一度扉を開けると中にある魔物がいますのでスキル等を自由に活用して魔物の討伐をしてください。魔物のいる部屋に入った瞬間にカウントが始まります。10分以内に魔物を討伐して頂き、なおかつタイムの短かった方から順に合格となります。それでは頑張ってください」


 それだけ喋ると仕事は終わりだとでも言わんばかりに押し黙る。

 無論質問など受け付けない。


 仕方ない。やってやるか。

 2ndステージも絶対にクリアしてやる――!

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