第1ページ、始まりは転成前から
不定期更新、ゴメンなさい
「今日も今日とてリアルが怠い。」
俺は現役高校生、御宝夜明特技?ない!
「ま~た現実逃避?相変わらずの遊びたい思考?」
こいつは葉書飢餓良く遊ぶゲーム友達のゲム友?かなー
「そういえばさ飢餓、今日だよな?」
「ああ、そうだぜー今日は新作オンラインゲーム【ワールド・フリー・オンライン】の正式リリース日だ」
何日も待ち遠しいと思いながらも頑張って今日まで生きて来たのである。そう!俺はゲームのために生きているといっても過言ではない。
「早速帰ったらログインしようぜ」
「人の事現実逃避だなんだ言っておいて俺より楽しみにしてるじゃないか」
ああ、こいつ2Dゲーム相当強いしなーVRゲームでも強いのかなー
「なあなあ夜明さんよう、どんな型で作るんだ?パワー型?耐久型?」
「秘密」
「うわーおマジかよ、似たようなステフリになったら面白くないじゃん」
そうなんだよなーいつも俺より有利なステフリをして最初にやられるんだよなーだから今回は秘密だ
「まあどうせ飢餓様はお強いですよ」
皮肉を込めてそういうしかし
「お、おう・・・なんか照れるな」
はぁ?何真に受けてやがるし
「皮肉なんだが?」
「え?」
マジで素かよ
「いやーでも事実だし?」
うざい、事実だから余計うざい
「あーついちったな」
っと言うわけで学校着きました。怠い
「じゃまたな!」
「またゲーム内でな」
そしてそれぞれの教室に向かうのである。
☆
「資格無し、」
「なし」
「なし」
「なし」
「なし」
「あり!」
「やっと見つけたよ」
そういって彼女は今日の死亡予定リストから人を探していた。見つかったのは彼女の理想とする人間である。
「早う来い来い来い来いのこーい!」
それから5分後、御宝夜明の人生は幕を閉じる。
原因は背中を刺された事だった。
☆
「御宝夜明君?」
この声は確か・・・生徒会の北赤零下さんだよね?
「はい何でしょう?」
正解!やっぱり零下さんでした。
「昨日はゴメンね?」
昨日?昨日って確か・・・・・休日だし、会ってないし、まさか見られてたのか休日の俺を・・・・・そしたら全力で逃げ出すか
「昨日ねー、昨日、昨日?」
やばい、内容が恥ずかし過ぎて言えない。
「あっ!ゴメン昨日は休日だった。先週の金曜日」
『時間だ、未だに目的地についていないものは速やかに行動するように、繰り返す。・・・・・』
これはこの学校特有のチャイムである。なお声は生徒指導の横島先生のものだ。
「じゃあまた後で」
「あーうん、先週の事忘れてね?」
「ああ、大丈夫忘れるから」
先週の金曜日、俺は見てしまったのである。まるで呪いをかけているような、というかかけてる零下さんを・・・・・
「あっそうだ!夜明君?」
「まだ何か?」
やだ怖い、何?まだ何かある?
「背後に気をつけてね?」
「え?」
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖いやだやだやだやだやだ・・・・・
「あー、忠告ありがとうっ・・・・・?」
背後に注意ねー、俺の胸から突き出ているこの刀は何でしょうか?
「キャーーーーーー!!!!」
零下さんの叫び声が聞こえる。しかし彼女は笑っていた。そうか・・・・・俺は呪われたんだな彼女によって
「もう、意識が持たないや」
倒れる時に後ろを見たが誰もいない、近づいて来る音は聞こえなかったし何も気付かなかったのか?
それだけは今後ニュースで取り上げられても謎は解明されることは無い
☆
「いらっしゃい」
気がついたら目の前は真っ暗だなに?誘拐?
「ここどこですか?」
「あっ!そっかぁ目も見えないし仕方ないよね」
喋り方は親しげだけど声はニュースに出る声だしいNGな人の特定出来ない声だった。
「君には働いてもらうよ?ゲーム内でね」
何言ってんだ?あれかゲームのGMやれと?ということはあれか、ブラックな企業の用にサービス残業し放題の、それは偏見か
「あれですか?あなた続に言う神様とか?ゲーム内に転成させてくれるとでも」
「おっ!察しがいいね、賢い子は好きだよ?」
「俺は知らない人は嫌いですよ?」
注意、人見知りではありません
「なんでもいいよ、さっさと準備して、こっちもいろいろ忙しいんだから」
ここで想像してほしいこんな喋り方だが声はモザイク音だという事を
「はよはよ」
「ん?なんだい興味ありそうじゃん」
「何をすればいいんですかね?」
「ふふふ、ゲーム内、プレイヤーNPCさ」
話をまとめるとこういうことです
・適性のある人材が死んだのでここに招いたと
・ここは天界らしいです。ただし見せられないようですが
・ゲーム名、WFO通称ワールド・フリー・オンラインだそうです。今日公開のあれじゃーん
・そのゲーム名のプレイヤーを装ったNPCをやれということ自由にして良いらしいが
・NPCと悟られないようにしないといけないこと、後で大型企画アップデートの主要キャラになれということらしい
・それ相応のえこひいきしてもらえるとか、詳細は後ほど
・普通1台のソフトで1アカウントのところを100アカウントもらえるらしい、けど全部キャラ育成するのは無理だよ?
・不眠普及でプレイできるそうです。ザ・ブラック!
・イベントは参加しようがしまいが最上級の報酬がもらえるってさ、表に出る必要なしだね
・レベルは100上限、次第に200までなるとか
・ジョブシステムは無いから、好きに育ってねらしい
・スキルは決まった動きしか出来ないからうまい人には聞かないかも
・魔法体験してみぃだとよ
・君みたいのは君合わせて9人いるから、あったらうまくやれよ?
とまあこんな感じである。俺の才能を期待しているらしい
とここで、俺の特典を記載
・ステータス獲得ポイント二倍、うん有利過ぎる
・俺専用特典のプレゼント、特典名【超ドロップ率上昇】【認知】【ステータス鑑定】
・全特典の獲得方法のわかるページをステータスボードに記載
・製産系の製造成功率90%上昇
・ゲーム攻略サイトステータスボードに記載
とまあぶっこわれである。
スキルの詳細は簡単にいうぞ
【超ドロップ率上昇】モンスター撃破時ドロップ率100%、ドロップ数20倍(素材限定)
【認知】透明化、幻惑、トラップ、精神干渉の行為を見破ることが可能
【ステータス鑑定】対象のステータス、特典等の情報を確認可能
ずるいね、俺
「気に入ってくれたかな?」
「危ない怖い大人の言うことですね、今の」
「さあ、あとは送り出すだけだ」
「あっその時に決まりの言葉をお願いします」
「?そのなのあるの?」
あれしかない、憧れのシーン
「検討を祈るでお願いします!」
「ああ、良いだろう。」
ワクワク、スーハースーハー、よし!
そして俺は言葉を発する。
「行ってくるであります!」
「うむ、検討を祈る」
よし!、なんかカッコイイ!
そして視界が光出す。目を開けるとステータスボードが出た。
「さあスイッチだ、目覚めよ〈人形使い〉としての俺」
☆
人形使い、あるゲームの夜明の二つ名である。そして唯一飢餓に勝てるゲームであった。
軍隊戦略進軍戦争シュミレーションゲームのキャラ配置が異常なほど凄かった夜明が絶望したのが3日前、サービスを終了したのだ。唯一の得意ゲームを失った夜明、パソコンの操作が下手なのでキャラ操作するゲームが苦手なのである。
それを知っていた飢餓は今はかなり戸惑っていた。ゲーム友の夜明が死んだのである。何故急にいなくなったのか、何があったのか、全て謎のままだった。
その日は急に生徒が刀に切られ学校中がパニックになって休校になった。リアルの方がどうなったのか、夜明は知ることは無いのである
長さはばらつきがあります。