表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
主人公補正A+  作者: TGA
6/6

#6 初勝利 (壁)

タナカ の こうげき まもの に 3 ダメージ!

リーチア の こうげき まもの に 8ダメージ!

まもの は たおれた


ーーー


「初勝利ね、おつかれさま。これであなたも本格的に勇者への道を歩み始めたわね。」


(棒)なんかでは表せないほどの棒読みで褒められた。まぁ俺よりも、あいつの方が火力が出てたけどね・・・


「さて、勇者(タナカ)。道具一式も揃ったし、その辺の雑魚なら倒せるようになったし、最寄り町を目指すわよ。」


あぁ、もうなるようになればいいや。どうせ抵抗してもよくわかんないやつで連れて行かれるんだろうし


「『主を導くは我が緋眼(すーぱーちーとあい)』よ!」


だからルビが弱そうなんだよ


目指すと言っても、あたり一面、人っ子ひとり見えない草原なんだが


「その点は大丈夫!あんたが町があると思う方向に適当に歩いとけば町につくわよ!」


なんだそれ。迷子になったらどうすんだよ、こいつの戯言で野垂れ死ぬのはごめんだぞ


「 別にあんたは死んでも最寄りの宿に行くし、そもそも迷子にならないから!私を信じなさい!」


自信満々な顔でドン!と胸を叩く。もう少し豊満ならこんな音はしなかっただろうにーーー


口に出したら かいしんのいちげき を喰らうだろうから黙っておこう・・・


ーーーーー


「なんかその表情むかつく」


いたい 黙っていてもペタン娘からの かいしんのいちげき が飛んできた


魔王云々の前にこいつに殺される気がしてきた

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ