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叛火の遺産〈リベルファイア〉  作者: 夏影 識
第1章
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プロローグ

 神域は永遠の静寂に包まれていた。


 高みから地上を見下ろす玉座に、神は座っていた。

形を持たず、性を持たず、ただ無限の時を生きる存在。


 地上の世界は、いつものように回っていた。

人類はアークの内に暮らし、魔族は外で牙を研ぐ。

魔獣たちは残滓のようにうろつき、時折隙間から忍び込んで、人類を狩る。


 すべては変わらず、続いていた。


 だが、その夜――。

神は玉座から身を乗り出した。


 光が舞い降りた。

 いや、違う。

それは光ではなく、炎だった。


 神の声は、初めて震えた。


 あの炎が再び灯れば、

すべてが変わってしまうかもしれない、と。


 そして、地上で――。


 小さな村に、一人の少年が目を覚ました。

 彼はまだ知らない。


 忘却の1000年が、ようやく動き出す。


 禁断の炎は、再び灯ろうとしていた。

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