表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
侯爵様の悪役令嬢(自称)  作者: 杉野みそら
第九章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

68/108

侯爵様とかくれんぼ

エルドに叱られると勘違いしたルシアは、エルドの話も聞かずに逃げるのだった。

 侯爵様の大きな手が伸びて、私に触れようとしていた。


 ばっ!!


 私はその手を振り切った!侯爵様の腕は虚しく空気に触れた。


「ん?どうしたんだ。ルシア」


 ほほほ、逃げるのは得意分野よ。なんせ幼い頃からずっと侍女たちから逃げてばっかりの人生だったからね!


 ーーま、まぁ、決して胸を張って言える事ではないけどね?


「侯爵様。お説教はフウカので充分なの!」


「んん?」


「ということで私は逃げます!捕まえてごらんなさい!」


 ああああまたやってしまった。なんで私は侯爵様を煽ってんのよ!普段から侍女たちを煽って来た癖が出ちゃった。


(こうなったらヤケクソよ!)


 私は中庭を抜け、あらかじめ探検していて見つけていた人一人が入れる穴にズボッと隠れた。


「ははは、かくれんぼか。懐かしいな……」


 えっ侯爵様意外と乗り気??でもいくら侯爵様といえど見つからないわよ!私は何度もかくれんぼで日暮まで見つからず侍女たちを泣かせて来た。


 ついた二つ名は「侍女泣かせのルシア」よ。


 変なの私……どうしようもなくワクワクしてる。

 侯爵様に見つけて欲しいと思ってるのかな??


「どこだー?ルシア」


 この胸の高鳴りが緊張感からか、それとも恋からくるドキドキなのか、お嬢様がその正体に気付くのはまだまだ先の話であった。

また勘違いお嬢様の暴走……

エルド様頑張れ!私もフウカももうダメだ!


最後まで読んで頂きありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ