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侯爵様の悪役令嬢(自称)  作者: 杉野みそら
第七章 ルシアの過去

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一方こちらは侯爵様

場所は変わってこちらはエルド侯爵様。

ルシアよりずっと大人で紳士な侯爵様は一体何を思うのか。

 ーー一方、こちらはエルドの書斎。

 書類の擦れる音と、ペン先が紙をなぞる音だけが満ちる静かな空間で、アキラがその沈黙を破った


「旦那様、平穏な日々が続いてますね」


 それまで滑らかだった筆の音が止まる。


「……何が言いたい?」


 机に向かっていた顔を挙げてアキラの方を見る。


「別に何も……ルシア様がいなくて寂しいんじゃないかと思いまして」


 書斎の書類を分けながらチラチラとわざとらしくアキラが聞いてくる。


「……それはお前の方だろう。安心しろ、お前ほどではない」


 ーーアキラの前だからかっこつけて「お前ほどではない」と言ってしまったが本当は……


(めちゃくちゃルシアに会いたい!!)


 ……どうしたものか。このエルド・グレイシアードがたった数日婚約者に会えないだけでこんなにも心を乱されている。

 ルシアのあの赤い髪に触れたい。あの吸い込まれるような金色の瞳を見つめたい。


 私が心の中で悶えていると……


「……なんだその顔は」


 アキラがこちらを見てニヤニヤしている。なんだその顔は。はっ倒すぞ。


「……まあ仕事もひと段落したし久しぶりにルシアと散歩にでも行こうかな。アキラお前はついてこなくていいからな!」


 散歩くらい、フウカ一人で充分だ。


「ええ〜!?」


覚えていますか?エルドは最初、ルシアとの婚約には乗り気でなかった事、ルシアをただの政治のコマのように思っていた事を。

その頃よりだいぶ進化しましたね。


少し短めでした。すみません。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

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