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カボチャが値上げ、怒りのシンデレラ (Pumpkin price hike. Cinderella gets angry.)  作者:
第二章

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Σ(゜д゜lll)  このシチュエーションはやばい(前編)

 シンデレラの真横に着地すると、その人影ひとかげは兵士たちを連続でなぐばしていく。


 すごいパワーだ。なぐられた兵士が、何メートルもんでいく。


 兵士たちを攻撃こうげきしながら、なぞの人物がシンデレラにげてきた。


「私のうしろにいれば、安全です」


 どうやら味方っぽいし、シンデレラは素直すなおしたがうことにする。


 下手へたに動いて、「あ、ちがえました」となぐられてはたまらない。そういうのは遠慮えんりょしておく。ほら、私の体重は「サクランボ」サイズなんで。


 シンデレラは中腰ちゅうごしで、なぞの人物のうしろに移動した。


(それにしても・・・・・・)


 助けてもらっていてなんだが、この人物、異様いような姿をしている。


 なんと、全身がカボチャなのだ。いくつものカボチャを「人型」にかさねた、そんな姿をしている。


 なのに、ものすごく機敏きびんに動いていた。しかも、めちゃくちゃ強い。シンデレラを守りながらだというのに、兵士たちを次々となぐたおしていく。


 このシチュエーションはやばい。


(相手がカボチャじゃなかったら、本気でれていたかも)


 まじでかっこいい。


 しかし、残念ざんねん。彼はカボチャなのだ。


 さらに兵士たちの後方から、さっきから聞こえていた「重機じゅうきのような音」が、こっちに近づいてくる。それにともない、地面をつたわってくる震動しんどうも大きくなっていく。


 そして、シンデレラは目撃もくげきした。


 何だ、あれは? まさか、カボチャのブルドーザー?


 いくつものカボチャが、「ブルドーザー」の形にかさなっている。


 そんな乗り物がカボチャばたけの方からやって来たのだ。次々と兵士たちをばしていく。


(あのブルドーザーって、ひょっとして・・・・・・)


 魔法でカボチャを「馬車」にすると、テテルやクーが言っていた。だったら、あの「ブルドーザー」はその変則へんそくパターン?


 いつの間にかテテルが、シンデレラのとなりに立っていた。


「あれ、スティンクルの魔法だと思う」


 ということは、さっきおりの中にいた魔女スティンクルが、この近くにいる?


 シンデレラはさがしてみる。あのブルドーザーには乗っていないようだ。


 次に空を見上げてみる。カボチャの人型は星空からってきたのだ。


 それで見つける。蛍光けいこうグリーンの物体が回転かいてんしながら、星空をんでいた。


 小型のUFOではない。あれは「りたたみ式のブーメラン」だ。フォーテシアが護身用ごしんように持っているやつ。


 ということは、この近くに彼女フォーテシアがいるのはちがいない。


 で、それをこちらにつたえようと、あのブーメランをばしている?


 そこでシンデレラは、ある可能性に気づいた。


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