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虎牢関の戦い (15) 強襲×不意打ち×窮地!?

少し時間が遅くなりましたが投稿します。 さてさて、迅重君はこの難局をどう乗り越えるのでしょうか?



 姜維が迅重の下に向かっている頃


 「えぇい、しつこい・・・倒しても倒してもキリがない!」


 無数にいる白装束の者達によりその歩を止められていた。


 「月や詠がすぐそこにいるかもしれないんだ。 だから・・・」


 一度大きく片方の槍を振り白装束たちと空白の空間を作る


 「邪魔・・・するなぁ!!!!」


 槍に炎を纏わせて再度、槍を振り周囲にいる白装束たちを燃やし尽くす。


 「月、詠・・・待っていろ。」


 そう言って迅重はその場を駆けだす。


 ―――――――――――――――――――――


 「・・・やはり傀儡程度では止められませんか」


 「奴の実力は向こうの世界とでは明らかに違うな。 やはり奴もまた俺達と同じ人間の可能性があるな」


 水晶で迅重の様子を窺っていた于吉がそう言葉を洩らすとそれに同意するように左慈が答える。


 「だからと言って私達の計画に支障をきたしていい訳ではありません。 仮に接触できたとしても決裂した場合はどうするのです?」


 そう試すような言葉に左慈はつまらなさそうに


 「計画の最終段階まで寝ていてもらうか・・・この世界から退場して貰う。 それだけだ」


 そう言って踵を返す。


 「おや、どこに?」


 「今回の件は于吉、お前の企みだろ? 俺はそれを高みの見物をさせて貰う。」


 そう言って左慈はその場から姿を消す。


 「・・・そうですか。 なら新しい札でも切りましょうか・・・暴君と呼ばれた矮小な者を」


 そう一人で静かに于吉は笑う


 「この地に怨嗟が渦巻けばそれだけ私の導術がより強力なものとなる・・・せいぜい私の為に踊りなさい」


 そして于吉の目の前に座る生気を宿していない瞳で座る月と詠がいた。


 ――――――――――――――――


 「ッ! これは・・・」


 姜維は単騎で迅重を追い洛陽に到着するが、その街の静けさと周囲にある焦げ付いた家屋を見て異常事態だと瞬時に悟ると・・・


 「隊長・・・どうか御無事で!」


 臆して足踏みするでもなく走る速度を上げて迅重の後を追う。


 「争った形跡はあるのに・・・賊らしき人影も死体も無いなんて・・・」


 走りながら己の獲物を握る手に更に力を籠める。


 「急がなければ・・・隊長が危ないかも知れない!」


 ―――――――――――――――――――


 「華雄、鳳統! そろそろ潮時や!」


 「分かった。 全軍撤退せよ!」


 「皆さん、弓による一斉射の後に撤退準備をしてください!」


 「張遼隊は斉射後に混乱した敵を攪乱した後に撤退をしぃ!」


 霞の言葉に華雄が応え、補佐をする鳳統は華雄隊に指示を出す。 そして、霞は自身の隊に指示を出す。


 「殿は恋がする。 ちんきゅーも撤退して」


 そして、単騎にして董卓軍の迅重を除いた最大戦力である呂布は戟を一振りし兵士を薙ぎ払いながら己が従者であり友でもある陳宮に撤退を指示


 「ちんきゅーも恋殿と残りますぞ!」


 「ダメ。 迅重は誰一人欠けちゃいけないって言った。 だから戦える恋が行く。」


 「恋殿ぉ~。」


 「大丈夫。 恋も直ぐ行く」


 そう言って矢の斉射が止むのを待って恋は愛用の武器方天画戟を握る手に力を入れる。


 「恋は負けない・・・迅重にまた撫でて貰いたいから」


 そう言う恋の言葉に近くで聞いていた霞が笑う。


 「あっはっはっ! 恋、よう言った! 全員無事に帰って迅重にご褒美でももらわなあかんな。」


 そう言って霞は普段のおちゃらけている表情から戦士の表情に変え


 「殿は飛将軍が行う。 華雄隊、張遼隊は撤退を開始せよ!」


 反董卓連合との戦いはいよいよ最終局面を迎える。


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