詩 夜明け 作者: 姫山 朔 掲載日:2012/04/23 夜明けが来る 沈黙の夜を溶かすために 日が昇る 世界を照らすために 目を開ける 世界が美しいことを確かめるために 桜は散った 私を置いて 花びらに記憶を乗せ その身が美しいことを知らしめながら 風が舞った あなたを囲んで 散りゆく記憶に彩られ その身が清らかであることを証明しながら 時は進む 世界と共に 散りゆく桜も、吹き抜ける風も 全てを愛おしく思えることを心に残しながら 誰かに あなたに そして私自身に 世界の美しさを知らしめるために