第6話 離婚
娘の一葉とはあの後、夫も交えた3人で話し合いお互いの考えや気持ちを伝えあった。夫も私も結婚はもう少し考えてからでもいいのではないか、という意見だったが、娘は結婚の意思が固く結婚することを譲らなかった。
とりあえず、娘が彼の家族への挨拶を終えた後また話そうと決まった。
彼のご両親への挨拶の日、娘は緊張しながらも楽しみにしている様子だった。ご両親はどんな人達なのか、会えるのを楽しみにしているようだった。
1時間ほどで娘は挨拶を終え帰宅した。
思っていたより早い帰りだったわね、と疲れたとソファに沈み込む娘に言うと、娘はふぅと少しため息をつく。
「彼のご両親離婚していて、今日は父親と彼と妹の3人だけだったよ。彼のご両親が離婚しているって、今日会うまで知らなかったんだよね・・。」
娘も少し動揺している。
聞けば娘の彼の母親は彼が就職後、離婚したらしい。連絡はたまにとるが、しばらくは会っていないらしく、また結婚することも伝えていないとのこと。
娘はせっかくなので両家顔合わせのときには、彼の母親にも来ていただきたい、会ってみたいと彼に伝えたらしい。
そういえば今日会った相手のご家族はどうだった?と聞くと、娘は彼と父親は似ていたし彼の妹はニコニコと美人で親しみやすかったと。ただ彼の父親との会話もあまり弾まず、彼がうちに来た時のような雰囲気だったよ、とため息混じりに話す娘。
娘の話を聞いていてもあまり賛成できるような結婚ではないな、と思いつつも、相手の家族が気になる私は顔合わせの日程について話し合った。




