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ギルドマスターと

冒険者登録を済ませたカナタは回収部位の買取りをしてもらう。


(カナタ・サオトメ)

えーっと、これとこれとこれと……


(ギルド職員:男の娘)

えっ?こんなにあるの?


(カナタ・サオトメ)

まだまだあるよ。

どれぐらいまでなら買い取ってくれる?


(ギルド職員:男の娘)

うーん、後、この倍なら。


(カナタ・サオトメ)

分かった。

んじゃ、これとか、これとか……



買取り数の限界まで出したカナタ。


(ギルド職員:男の娘)

じゃあ、これを鑑定に出すから、もうちょっと待っててね。


(カナタ・サオトメ)

分かった。



という事で、ギルドの食堂で食事していた。


(ギルド職員:男)

おい、金は?


(カナタ・サオトメ)

ギルドの奢りでしょ?


(ギルド職員:男)

なんでだよ!奢らねぇ〜よ!金払えよ!!


(カナタ・サオトメ)

ケチ……


(ギルド職員:男)

まぁ、今、買取り出してたからな。

それで払えよ。


(カナタ・サオトメ)

はーい(ムッ)


(ギルド職員:男)

なんで拗ねるんだよ。


(カナタ・サオトメ)

ケチだから。


(ギルド職員:男)

そんな事してたら破産するわ!



って事で、鑑定が終わったんだが……


(ギルド職員:男の娘)

カナタさん、ギルマスが……


(カナタ・サオトメ)

帰ります。


(ギルド職員:男)

金払ってからな。


(カナタ・サオトメ)

うっ……


(ギルド職員:男)

という事で、ギルマスんとこ、行って来い。


(カナタ・サオトメ)

逃げる。


(ギルド職員:男)

金は。


(カナタ・サオトメ)

踏み倒す!


(ギルド職員:男)

んなわけいくかあああぁぁっ!!



仕方ないのでギルマスのところへ行くカナタ。


(ギルドマスター:男装)

お前がカナタか?


(カナタ・サオトメ)

いえ、違います。


(ギルドマスター:男装)

じゃあ、誰だ?


(カナタ・サオトメ)

ソナタです。


(ギルドマスター:男装)

ほう、今さっき登録したのはカナタ・サオトメとルミナスと聞いているが?

で、その者が買取りに持ち込んだと。


(カナタ・サオトメ)

気のせいです。


(ギルドマスター:男装)

じゃあ、帰って良い。


(カナタ・サオトメ)

では。


(ギルドマスター:男装)

金は払えよ。


(カナタ・サオトメ)

えっ?


(ギルドマスター:男装)

お前、飲み食いしたろ。

それと皆に奢ったわな。


(カナタ・サオトメ)

ギルドの奢りって。


(ギルドマスター:男装)

誰が言った。


(カナタ・サオトメ)

男の職員の人。


(ギルドマスター:男装)

分かった、連れてくる。



そう言うと、ギルマスは部屋を出た。


(カナタ・サオトメ)

今のうちだ。



そぉ〜っと部屋を出たら、階段で鉢合わせした。


(ギルドマスター:男装)

お前、どこ行く気だ?


(カナタ・サオトメ)

えっ?おうち……


(ギルドマスター:男装)

その前に話がある。



そう言うと、カナタは引き戻された。


(ギルドマスター:男装)

で、ギルドの奢りと言ったのは?


(カナタ・サオトメ)

この人。



男の職員を指差すカナタ。


(ギルド職員:男)

なんでだよ!お前だろ!


(カナタ・サオトメ)

ええぇぇぇっ!!!(驚)


(ギルド職員:男)

なんで驚くんだよ!


(カナタ・サオトメ)

だってぇ〜、らっきょうが転がるんですもの……


(ギルド職員:男)

らっきょうってなんだよ!ってか、意味分かんねぇ〜よ!!


(カナタ・サオトメ)

世の中、分からない事だらけだ。


(ギルド職員:男)

カッコつけてんじゃねぇ〜!!


(ギルドマスター:男装)

で、お前は誰だ?


(カナタ・サオトメ)

ソナタです。


(ギルド職員:男)

嘘つけ!カナタ・サオトメだろ!さっき登録したわ!


(カナタ・サオトメ)

えっ?ソナタですけど?


(ギルド職員:男)

なんでだよ!ってか、そのソナタってのに恨みでもあるのかよ!


(カナタ・サオトメ)

まぁ、そりゃあ、いっぱい負けましたから。


(ギルドマスター:男装)

何して負けたんだ?


(カナタ・サオトメ)

パチンコ。


(ギルド職員:男)

パチンコって何だよ!知らねぇ〜よ!


(カナタ・サオトメ)

世の中、知らない方が幸せって事もあるよ(黄昏)


(ギルド職員:男)

黄昏てんじゃねぇ〜!って、そんなに負けたのか?


(カナタ・サオトメ)

うん(涙)


(ギルドマスター:男装)

で、話を戻すぞ、カナタ・サオトメ。


(カナタ・サオトメ)

えっ?


(ギルド職員:男)

ほらみろ、カナタ・サオトメじゃねぇ〜か!


(カナタ・サオトメ)

えっ?


(ギルド職員:男)

素直に吐け!


(カナタ・サオトメ)

おうっ♡おっ♡おええぇぇぇっ♡


(ギルド職員:男)

その吐くじゃねぇ〜!ってか、ホントに吐くなよ!お前、食ったばっかりだからな!!


(カナタ・サオトメ)

苦酸っぱい(涙目)


(ギルドマスター:男装)

でだな、お前はカナタ・サオトメだな。


(カナタ・サオトメ)

分かった、カツ丼出してくれ。


(ギルド職員:男)

カツ丼って何だよ!ってか、まだ食うのか?


(カナタ・サオトメ)

だって、白状する前はカツ丼でしょ。

ちなみにふわとろ卵で、ソースカツ丼じゃないよ。


(ギルド職員:男)

どうでも良いわ!どっちも分からんわ!


(カナタ・サオトメ)

大事な事だよ!

カツ丼はふわとろ卵で出汁が効いて美味しんだ。

ソースカツ丼はソースの味しかしない(ため息)


(ギルド職員:男)

そのソースカツ丼とかいうのに謝れ。

で、カナタ・サオトメ。


(カナタ・サオトメ)

何。


(ギルド職員:男)

やっぱカナタ・サオトメじゃねぇ〜か!

いい加減、話進めないと読者が飽きるぞ!


(カナタ・サオトメ)

それはマズい!

で、何の用?


(ギルドマスター:男装)

お前、あれ、どうやって倒した?

あんな綺麗なのは見た事がない。


(カナタ・サオトメ)

そりゃまぁ、"アースバインド"で固定して、"ライトニングニードル"を頭の中に"トランスファー"したら倒せるよね。

ちょっとしたコツだよ。


(ギルド職員:男)

まぁ、そういや…………ええぇぇぇっ!!!


(カナタ・サオトメ)

なんで?そんなん、ちょちょっとすれば……


(ギルドマスター:男装)

できんわな。

お前、虚偽申請してるだろ?


(カナタ・サオトメ)

えっ?


(ギルドマスター:男装)

ここには魔法適正は"水"と書いてある。


(カナタ・サオトメ)

いや、まぁ、根性で。


(ギルドマスター:男装)

できたら苦労せんわな。


(カナタ・サオトメ)

そんなお父ちゃん(涙目)


(ギルドマスター:男装)

誰がお父ちゃんだ!オレは女だ!!


(カナタ・サオトメ)

ええぇぇぇっ!!!(驚)


(ギルドマスター:男装)

いい根性してんな……


(カナタ・サオトメ)

だって、この人が……


(ギルドマスター:男装)

ほぅ……


(ギルド職員:男)

言ってない!俺は言ってない!!


(カナタ・サオトメ)

カツ丼食うか?


(ギルド職員:男)

その"カツ丼"とかいうのを食ったとしても言ってない。


(カナタ・サオトメ)

まぁ、食え。



通販でカツ丼をポチるカナタ。

それを男ギルド職員に渡す。


(ギルド職員:男)

これが"カツ丼"か?


(カナタ・サオトメ)

そうだよ、まぁ食え。


(ギルド職員:男)

あ、あゝ……



カツ丼を食べる男ギルド職員。


(ギルド職員:男)

うっ、美味ぇ〜!!これが"カツ丼"か!


(カナタ・サオトメ)

どうだ、吐く気になったか?


(ギルドマスター:男装)

最期の晩餐だしな。


(ギルド職員:男)

ええぇぇぇっ!!!言ってない!ホントに言ってない!兄貴!!


(ギルドマスター:男装)

アニキ?


(ギルド職員:男)

あっ、いや、その、姐御!


(ギルドマスター:男装)

やっぱり言ったな(感情の消えた目)


(ギルド職員:男)

ひいいぃぃぃっ!言ってまてん!(涙目)


(ギルドマスター:男装)

まぁ、それは後だ。

でだ、カナタ・サオトメ……

おい!どこ行った!クッソ、逃げたな!



その頃、話は終わったと受付に言って、受付からお金をもらうように言われたと嘘を言って、お金を受け取って逃げた。


(カナタ・サオトメ)

危なかった……


(堕天神ルミナス)

どうした。


(カナタ・サオトメ)

換金品からバレかけた(汗)

綺麗に狩り過ぎた。


(堕天神ルミナス)

あゝ、そうか……

気をつけないとダメだね。


(カナタ・サオトメ)

でも、ワザと傷物にするのもなぁ……


(堕天神ルミナス)

逆にバラすのも手かもね。

その上で、仲間を探していると釘を刺す。


(カナタ・サオトメ)

それでいくかぁ……どこで出してもそうなるだろうし。


(堕天神ルミナス)

なら戻る?

話つけた方が早いし。


(カナタ・サオトメ)

そうするか……



という事で、カナタ達はギルドに戻った。



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