異世界転生
ある日、奏汰は原付で大通りを走っていた。
(早乙女 奏汰:男)
回転寿司、美味しかったなぁ……また行くか!
早乙女 奏汰、彼は早期リタイアしていて、ゆったりと過ごしていた。
白内障になり、目の手術をした為、車の運転に違和感を感じたので、原付に変えたのだ。
(早乙女 奏汰)
おっと、赤信号やな。
赤信号を見て停止線で止まった瞬間、後ろからシュイイィィィンと凄まじいモーター音が聞こえ、次の瞬間、目の前が真っ黒になった。
皆様ご存じのプリウスミサ●ル着弾である。
明らかに赤信号なのに、右折車が居ないとみたのか、3車線対向の交差点にも関わらず、強行突破に出たのだ。
既に停止線で止まっている奏汰は、なす術なく追突され、弾き飛ばされた。
80mも吹っ飛ばされた事から、如何にプリウ●が無謀運転だったか分かると思う。
地面に叩きつけられた奏汰は即死だった。
(早乙女 奏汰)
うっ……うーん……ん?
奏汰が目を開けたら、そこは洞窟だった。
(早乙女 奏汰)
あれ?ここどこだ?
赤信号で止まって、そしたら後ろから凄い衝撃がきて、目の前が真っ黒になったんだけど……
身体を確かめてみる奏汰。
(早乙女 奏汰)
あれ?若返ってる?
いやぁ〜ん♡異世界転生♡?!
奏汰、なんか余裕だな。
(早乙女 奏汰)
これ、あのラノベの世界のアレでしょ?
で、この世界って?
いや、その前にステータスの確認だ。
【ステータス】
奏汰はステータスを確認する。
(早乙女 奏汰)
うひょっ♡これって"俺TSUEEEE"やん!
無双する未来しか見えん!!
ってなるとやな、この世界での役目はと……
【インデックス】
ほう……
そこにはこの世界の事が書かれていた。
(早乙女 奏汰)
えーっと、幾つかの国があるんか。
北からランドルフ帝国、ミランド王国、ガダルニア共和国、一番南がグランブル王国ね。
ランドルフ帝国に国境が接しているのがハイランド自治区、おっ、獣人の国!
砂漠のど真ん中に貿易都市タフトと。
なんかどっかのラノベで見たような配置だな、おい。
で、何をしろと?
"悪魔によって滅ぼされかけている世界。
勇者9人と合流し、この世界を救え"
(早乙女 奏汰)
うーん、これもどっかのラノベで見た設定だなぁ……
まぁ、一丁やるか。
で、まずはこの洞窟の攻略か?
いわゆるダンジョンとかになっているんやろ。
という事で、先に進んでみる。
(早乙女 奏汰)
やっぱなぁ……下に続く通路がある。
下に行けと。
ここはどこなんだ?
【サーチ】
ほう、既に10階層ですか……
で、何階層まであるんだ?
【サーチ】
ほう、100階層か。
名前とかあるんかなぁ……
これはどれで調べるんだ?
えーっと……
"インダストリー"?これかな?
【インダストリー】
おっと、出た!
えーっと、ストライド大迷宮って言うのか。
早速、誰かと合流かな?
どんどん進んでいく奏汰。
(早乙女 奏汰)
鉱物があるな。
鉄、銅、銀、金、ミスリル、アザンチウム?
おお!ロマンだ!
ミスリルもアザンチウムもあるんだ!
ちょこちょこ採取しとくか、何かに使うかもしれんし。
という事で、鉱物採取もしながら進んで行く奏汰。
やはりというか、定番というか、深く潜っていくほど希少金属が採れる割合が増えてくる。
(早乙女 奏汰)
やはりな、ラノベの知識が役に立った。
雑学も大事だな。
ってことは、"収納庫"と"ストレージ"も使い分けろと。
なるほどな。
という事で、色々調べたり、確かめたりしながら進んで行く。
(早乙女 奏汰)
しかし、魔物が居ない。
なんでだ?
とか考えていると、魔物とエンカウントした。
(早乙女 奏汰)
はいはい。
【アースバインド】
【ライトニングニードル】
【トランスファー】
どどぉ〜ん、と魔物を瞬殺した。
(早乙女 奏汰)
やっぱりな、想像してた通りだ。
"アースバインド"で固定して、電撃を纏った針、"ライトニングニードル"を頭の中に"トランスファー"で転送したのだ。
これで外傷無しで魔物が倒せる。
(早乙女 奏汰)
でだ、これを部位ごとに剥ぎ取って、売れるようにすると……
【ストリップ】
やはりな、必要な部位だけ剥ぎ取れた。
という事は、血抜きだけなら、"ブラッドドレイン"か、なるほどな。
で、痛まないように"ストレージ"と。
【ストレージ】
よし!
どんどん行こう。
そう言うと、奏汰はどんどん潜って行った。
途中、魔物にエンカウントするが、そこはそれ、瞬殺回収でストレージにどんどん収納していった。
(早乙女 奏汰)
うーん、そろそろ100階層か……
この辺で一大イベントが起きそうな予感なんやが……
ダンジョンボス降臨とか。
と探し回っていると、やはり居ましたダンジョンボス。
その後ろに扉らしき物がある。
(早乙女 奏汰)
ある意味定番か。
"ダンジョンボスを倒し、扉を開け"
でしょ!多分……
という事で、ダンジョンボスと対決する事になった。
(早乙女 奏汰)
大きいなぁ……"ライトニングニードル"で倒せるか?
という事で……
(早乙女 奏汰)
【アースバインド】
【ライトニングスピア】
【トランスファー】
威力を上げてみたが、最初の"アースバインド"を引きちぎられた。
しかし、"ライトニングスピア"は、無事頭の中に転送された為、討伐はできた。
(早乙女 奏汰)
危なかったなぁ……もっと威力を上げた方が良かったんか……
出来るだけ獲物に傷を付けたくない奏汰は、ギリギリまで威力を絞っていたのだ。
余裕だな、おい。
無事回収部位を収納すると、不要な部位は穴を掘り、燃やして埋めた。
腐ったりしたらと気にしていたからだ。
(早乙女 奏汰)
ホント、魔法って便利だ。
という事で扉の前に行った奏汰。
(早乙女 奏汰)
これを開けと……
普通に押してみたが開かない。
(早乙女 奏汰)
押してもダメなら引いてみなと。
引いてみたが開かない。
(早乙女 奏汰)
うーん、どうやって開ける?
魔力を流すとか、何か嵌めるとか……
という事で、扉を調べだす奏汰だった。
(早乙女 奏汰)
うーん、分かった事は、宝玉を7個集めろと、ドラゴンボー●か!
で、宝玉の在処はこのダンジョンの中か……
それらしいのあったかなぁ……
ストレージの中を調べる奏汰。
すると、先程倒したダンジョンボスの中に宝玉があった。
(早乙女 奏汰)
これ、魔法で回収してなかったら、見落とすところだったよ!
これで1個ある。
後6個は何処だ?
【リサーチ】
ん?ダンジョンの階層主?中ボスみたいな物か。
まだエンカウントしてなかったのか……
となると、戻るしかないか……
という事で、奏汰は階層主を探しに行った。
なかなかエンカウントしない階層主。
(早乙女 奏汰)
何処だ?何処に居るんだ?
"サーチ"を使って探索するが、なかなかヒットしない階層主。
(早乙女 奏汰)
とりあえずメシにするか……
ストレージから、魔物肉を取り出す。
(早乙女 奏汰)
香辛料が無いんだなぁ……塩もない……
なんかスキルで……
"無限通販"?通販できるのか!
いやこれ便利!
えーっと、リスト、リスト……
わぉ!何でもあるやん!
出前もできるんか!
するとだなぁ……
いや、ここは塩、コショウ、焼肉のタレだ!黄金の●!ステーキソースでも良いか!両方いこう!
やっぱ異世界だ、魔物肉だ。
最初から取り寄せはロマンが無い!
という事で、塩、コショウ、焼肉のタレとステーキソースをポチッた。
(早乙女 奏汰)
やっぱここは炭火で網焼きだよな。
バーベキューセットもポチッた。
火は着火剤にチャッカマ●があるじゃないか!
早速バーベキューをする。
(早乙女 奏汰)
野菜も欲しい。
キャベツ、にんじん、玉ねぎポチるか。
もはや完全にバーベキューだな、おい。




