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無能と断じられた第五王子、追放先の死の大地で【古代魔法】に目覚める。〜最強の使い魔たちと始める、やりすぎ辺境開拓スローライフ〜  作者: 綾瀬蒼


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113/145

第113話:いい遺産? パパの「天然ボケ」継承権争奪戦!

「いい、みんな。今日は113(いいいさん)の日。パパがいつか隠居した時のために、パパの素晴らしいスペックを誰が受け継ぐか決めておかなければならないわ!」

 長女の号令で、12人の子供たちが会議室(という名のパパの膝の上)に集結しました。リアムは紅茶を吹き出しました。

「ちょっと待って! パパはまだピンピンしてるし、隠居する予定もないよ! あと『遺産』って、パパは何も死なないからね!?」

「……マスター。諦めて。……子供たち、パパの『伝説』を形にしたい年頃。……ちなみに私は、『パパの耳かき権』を永劫不変の遺産として相続希望」

 セレスが既に利権を確保する中、子供たちの「パパのスペック仕分け」が始まりました。

「まず、パパの『全知全能の力』は誰が継ぐ?」

「そんなの、みんなで分ければいいよ。それより大事なのは、パパの『困った時に絶妙なタイミングで転ぶ、奇跡の天然ボケ能力』だよ! あれこそ宇宙を救う遺産だよ!」

「あ、それ欲しい!」「僕も、パパの『真面目な顔をして靴下を左右逆に履く呪い』を継承したい!」

「……それ、遺産じゃなくて、ただの僕の恥ずかしい失敗だよね!? 継承しなくていいから!」

 リアムの必死の抵抗も虚しく、議論は白熱。

「パパの『怒っても全然怖くない、むしろ可愛いオーラ』は私がもらうわ!」

「じゃあ、僕はパパの『料理を作ると勝手に発光しちゃうスキル』を!」

 最終的には、子供たちが「パパの全てが尊すぎるから、一部分だけ選ぶなんて無理!」という結論に達し、なぜか『パパを24時間体制で監視し、一挙手一投足を記録して全宇宙の共有財産(遺産)にする法案』が可決されてしまいました。

「……マスター。おめでとう。……これでパパは、生きたまま銀河の文化遺産に登録。……一歩歩くごとに、歴史が刻まれる」

「プライバシーがゼロだよ! 誰か、普通のパパに戻してくれー!!」

 家族全員から「パパ、今のツッコミも『いい遺産』だね!」と手帳にメモされ、リアムの「生前整理(という名の愛の監禁)」はどこまでも続いていくのでした。

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