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無能と断じられた第五王子、追放先の死の大地で【古代魔法】に目覚める。〜最強の使い魔たちと始める、やりすぎ辺境開拓スローライフ〜  作者: 綾瀬蒼


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第100話:祝・100回記念!全次元が「パパ」で埋まる日

記念すべき第100話の朝。リアムが目を覚ますと、窓の外が「黄金色のサイリウム」の光で埋め尽くされていました。

 全次元統合によって一つになった宇宙の住人、数兆、数京、数垓がいという単位の民衆が、聖王宮の周りに集結していたのです。

「パパー!100話おめでとうー!」

「リアム様!存在してくれてありがとうー!」

 宇宙空間に響き渡る絶叫。あまりの愛の重さに、惑星の自転が少し早まり、1日が「パパをもっと愛でる時間」を確保するために30時間に伸びました。

「みんな、落ち着いて! 嬉しいけど、声が大きすぎて宇宙の鼓動が狂ってるよ!」

 リアムがバルコニーに出て手を振ると、12対の光翼から放たれる「感謝の粒子」が全宇宙に降り注ぎ、それを浴びた住人たちは幸せのあまり全員が一斉に空中浮遊を開始。

「……マスター。全宇宙、パニック。……みんながパパを拝みすぎて、仕事をする人が一人もいない。……経済、完全に停止。……でも、みんな幸せそうだから、ヨシ」

 セレスが淡々と報告しますが、横では12人のママたちが「100話記念のパパ独占権」を巡って、銀河規模のジャンケン大会を開催中。負けたリュカが悔しさのあまり火山を100個ほど噴火させ、お祝いの打ち上げ花火(物理)に変えてしまいました。

 そこへ、12人の子供たちが巨大な「パパ100話記念ケーキ(直径1光年)」を持って登場。

「パパ!このケーキ、全次元のイチゴを集めて作ったんだよ!さあ、全部食べて!」

「1光年のケーキなんて食べきれないよ!……わっ、全宇宙の住人がフォークを持ってこっちに来る!?」

 パレードは最高潮。国民たちは「パパの鼻歌」を聖歌として合唱し、あまりの多幸感に次元の壁がさらに溶け、未来からやってきた「200話時点のパパのファン」までがお祝いに駆けつける始末。

「もう、何がなんだか分からないけど……みんなが笑顔なら、それが一番だね!」

 リアムがはにかんで笑うと、その笑顔の眩しさに耐えきれなくなった宇宙の物理法則が「尊さ限界突破」を検知。

 第100話の締めくくりとして、宇宙全体が「リアム・パパ」という文字の形に整列し、全次元が愛と笑いの中に包まれたのでした。

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