まさかそんなはずないですよね? えっ?そんなはずあるの?まじ?
「あの・・・どちら様ですか?」
この美少女は誰なのだろう。俺の家は、住宅街にある普通の一軒家。近くに家なんて沢山あるが、こんな美少女がいるなんて聞いたことがない。身長は低いが、俺と同じ高校生くらいか?というか何でこんな美少女が家にくるんだ?こんなラノベみたいな展開あり得るか? 目の前の少女のことを少し観察していると
「こんな夜遅くにすみません・・・私は、梓乃 霞と言います。今度この近くに引っ越してくることになりました。なので、ご挨拶にきました。」
なるほど・・・ってこんな美少女が俺の家の近くに引っ越してくんの!?いやいや、こんな展開ある!?って
今は、目の前の美少女、改め、霞さんと話をせねば・・・
「霞さんは今はどこに住んでいらっしゃるんですか?」
「今は、いろいろあって親戚の家に居候させてもらってます。親戚の家で家事のお手伝いをしたり、少しですけど、ネットゲームをやりながら、生活させてもらってます」
こんな美少女でもネトゲをやるんだな・・・
「そうなんですね。ちなみに、今は、学生さんなんですか?その、見た感じ高校生なのかな?と思ったので・・・」
「そうですね。今度から、この近くにある明星高校に入学する予定です」
えっ⁉マジ?そこ俺の通ってる高校なんですけど・・・
「えーと・・・ ちなみに学年は・・・」
「1年生ですが?」
「あのですね、その明星高校に俺も通ってまして・・・」
「まさか、あなたも1年生ということですか?」
「その通りです。まさか、同じ学校で、同じ学年だとは・・・」
うそ~ 俺と一緒の学校でおんなじ学年とか何なんですか?マジで俺主人公になれそうな感じ?
「それなら、これからよろしくお願いします。同じ高校で、同じ学園の人、なかなかこの近くにいないんで」
「こちらこそ、よろしくお願いします・・・」
ん?何で俺の顔見てくるの?なんかめっちゃ緊張するんですけど?
「その、お名前をまだ伺ってなくて、なんとお呼びしたら・・・」
あっ、名前言い忘れてんじゃん。
「俺の名前は、奥空 和人です。これからよろしく。霞さん」
「はい、こちらこそよろしくお願いします。和人さん」
彼女が笑顔を見せながら、返事を返してくる。本当に、美少女だ、笑顔がまぶしすぎる。こんな美少女と一緒の高校に行けるなんて、楽しみすぎる。そんな会話をしていると、
「おにーちゃーん、いつまでお話してるんだよ~ ご飯冷めちゃうって」
と言いながら、結衣がこちらに駆けてくる。
「あっ、こんばんは、お兄ちゃん、どちら様?」
「この人は、今度近所に引っ越してくる霞さん。今度俺と一緒の高校に通うんだって」
「そうなんだ。霞さんっていうんだ」
「よろしくお願いします・・・」
名前が分からないのか。教えて差し上げねば
「こいつは、妹の結衣です」
そう妹を紹介すると、霞さんはにこっと笑いながら
「よろしくお願いしますね。結衣さん」
「よろしく、霞さん‼ これから、困ったことがあったら、ぜひうちに来てよ‼ あっ、困ったことがなくて
も遊びに来てね‼」
結衣のやつ、こんな美少女が男の家になんてくるわけないだろ。
「そうさせてもらいます。よろしくお願いしますね。和人さん、結衣さん。 では、私はそろそろこの辺で」
えっ⁉うちに来ちゃうんですか?マジですか!?いかん、ここは平常心、平常心
「そうですね。ではまた」 「またね~」
霞さんを見送り、玄関のドアを閉めた。その時、
「ねぇ‼おにぃ、何あの超美少女。えっ?マジ?あんな美少女が家の近くに引っ越してくんの?私、すっごい感動してるんだけど」
「まぁ、美少女だったのは、認める」
「あっ、お兄ちゃん顔赤くなってる。さては、惚れたな?あの超絶美少女に惚れたな?」
「いやいや、それはさすがに・・・ てか、ご飯食べないとまずいだろ」
「話変えたな~ まっ、この話はまた後でにしてやるよ‼ 後でたっぷり話聞くからな」
この後、結衣にしつこく話を聞かれたが、それは良しとして、これからどうなっていくんだ?俺の毎日は・・・




