葉っぱの裏の白い粒。
ある日のこと。
葉っぱの裏に「虫の卵」のようなもの発見しました。
ですが、実は虫卵ではないかもしれません。
ちょっと面白かったというか、この事例には3パターンあったので備忘録として残しておきます。
パターン1。普通に虫の卵。
でも虫卵の場合、数十個の卵が一塊に産み付けられている場合が多いです。
一粒だけ付いているという場合、虫卵の可能性は低いでしょう。可能性ゼロとは言わないけど。
パターン2。蜜線からの分泌物。
これはアデニア・ペリエリの生育の時に発見したものです。
葉っぱの裏や、葉柄の付け根に、小さな丸い雫が溜まっていることがあります。
植物の種類にもよりますが、光合成の際に分泌された蜜が溜まる場合がままあるようです。実際舐めると普通に甘いです。
程よく乾いたら粒のようになり、卵のように見えてしまいます。
あくまで液体であり、触るとベタつくので、見分けるのは簡単です。しかし「気味が悪い」「触れない」として、そのまま葉っぱごと切除してしまう方もいるかもしれません。
基本的に左右対称となって蜜が溜まります。放っておくとアリが寄ってきたり、すす病の原因になります。
まぁ知っていれば見分けられるでしょう。
パターン3。真珠体。
これはブトウ科の植物が健康に育っているとき、分泌され、現れるものです。
こちらはキフォステンマ・ウター・マクロプス
葉っぱの裏だけでなく、茎などにも付いています。生育旺盛な青い枝葉に付くようです。
触ると虫卵そっくり。液状の物質が膜で覆われています。成分は樹液であるため、潰すと青臭い匂いがします。
以上。
3パターンでした。
他の事例を発見したらまた備忘録として残したいです。