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アリ植物は実質冬型

以前の執筆にて、アリ植物は室内栽培に向いていると言いました。

めんどくさいので文面を丸コピします。



アリ植物のレカノプテリスも含めても良いかもしれない。温度変化が少ない場所を好むシダ植物なので、冬型同様、室内栽培に向いてるんですよ。しかも乾燥し過ぎると死ぬので、なおさら外栽培に向かない。


レカノプテリスの栽培における生育適温は20度~25度らしいです。そして人が快適に過ごせる適正温度は夏が25°から28度。冬は18度~22度。

あら不思議。なんか人の過ごしやすい環境と妙に一致しています。というわけでアリ植物は室内栽培に向いています。実質冬型ですね。


アリ植物、またはアントプラント。

種類としてはシダ植物です。レカノプテリス、もしくはアリノスシダとも呼ばれます。アリの巣のシダ。面白いですね。ちなみにシダ植物なので胞子で増えます。室内が胞子まみれになるのちょっとイヤだな。



では早速、アリが住むという割れ目、断面を覗いてみましょう。

挿絵(By みてみん)


隙間が空いていますね。

ここにアリが住み着くのでしょう。

この子らはアリを住まわせて、そのフンを肥料に成長します。


よって育て方は簡単。

まず水苔を用意します。乗せます。簡単ですね。

時々薄めたアリのフンの代わりに液肥を与えます。アリを実際に住まわせると害虫まで寄ってきちゃうので、やめといた方が無難です。


また強光よりも、弱光の方が良さげです。

こういうジメジメしたトコで育つ植物なので、サボテンみたいにギンギラギンに日照を与えると死ぬと思います。

原生地ではおそらく木漏れ日なんかで育っているのだと思います。僕はLEDライトから、かなり離して育てています。


レカノプテリス・ミラビリス

挿絵(By みてみん)

この子はちょっと例外で、根茎(主にリゾームと通称されます)にアリが住みつきません。隙間がないためです。そのため根茎の下にアリが住み着くそうです。


レカノプテリス・イエローチップ

挿絵(By みてみん)

イモムシみたいですね。黒くなっているのは枯れているのではなく、自然とこうなるみたいです、まぁ枯れているっちゃ枯れてるのかな?でも中身は普通に生きてたりします。


レカノプテリス・セレビカ

挿絵(By みてみん)

水の玉みたいですね。トロリと垂れたクリームのよう。触るとツルツルです。なんて愛らしい。僕はこの子が一番好きです。


この子達はビカクシダのようにコルクにくくりつけて飾ることも可能です。

インテリアとしても良いですね。ただしその場合、水苔が乾きやすいので気を付けてください。


塊根好きでマンネリしている方は、アリ植物に目を向けてみるのも良いかもしれません。

新境地があなたを待っています。

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