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光の誘惑  作者: 鼻歌大好き身長、小さいな
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魔力

クリスマス会の後に、オルシュウレアンに戻って、新年の準備等、忙しく過ごしつつビクトリアと魔法の練習をしたが自在に出せなかった。ラックスに戻っても魔法発動の練習を夜遅くまでしたが上手くいかなかった。


  そうして5年生最後の期末試験でソフィアとアリスはいつも通り1位、2位だったがビクトリアが5位で驚かれながら全ての試験が終わり、春休みの前日でもソフィアはあの芋掘りをした場所でブロードソードを振って魔法を出そうと練習をしていた。

  ビクトリア「ソフィー、荷物はまとまっているの?」

ソフィア「トリちゃん、まぁね。」

そんなソフィアの側にビクトリアがやって来た。

ビクトリア「…出せない?」

ビクトリアに言葉にソフィアは黙って俯きながら頷いた。

ビクトリア「ソフィーは」

ビクトリアが話し始めたので、ソフィアがビクトリアの方を見るとビクトリアはソフィアのために顎に拳を当てて考えてくれていた。

ビクトリア「本当は使える魔法が何種類かあるから、それが邪魔して1つも出せないのかもね。」

ソフィア「えっ?」

ビクトリアもブロードソードを手に持って構えたので、ソフィアは慌てながら構えてビクトリアと対峙した。ビクトリアがブロードソードを振って火魔法をソフィアに向かって放ったのでソフィアは避けることで精一杯だった。

ビクトリア「1つの魔法だけに意識を向けて、その1つの魔法を強く念じると良いかもね」

ビクトリアの言葉にハッとしたソフィアは全身に力を入れてブロードソードに魔法を込める。ビクトリアはソフィアに火の塊を放った。ソフィアは慌てることなく冷静にブロードソードを振った。大きな水の塊が火の塊を打ち消し、そのままビクトリアを攻撃したので、水の勢いでビクトリアはひっくり返ってしまった。

ソフィア「トリちゃん!汗」

ビクトリア「でっ、その魔力は強力なんだから」

そう言ってビクトリアがソフィアの頭を撫でてくれたので、ソフィアは嬉しそうに笑った。

ビクトリア「大丈夫?」

ソフィア「平気みたい

     トリちゃんは大丈夫?」

ビクトリア「まぁね

      お風呂入りに行こうか」

ソフィア「うん!」

5年生の終わりに、ソフィアはようやく魔法を1つだけ強力に出せるようになった。ソフィアとビクトリアは久しぶりに2人でお風呂に入った。

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