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光の誘惑  作者: 鼻歌大好き身長、小さいな
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制服

  「ラックス魔法学院」の制服は、白シャツに青のネクタイに青ジーパンと茶色いマントだ。そして、入学式のような場ではとんがり帽を被るのだがシャツとジーパンの袖が合わず捲っているソフィアは、とんがり帽も大きく「ラックス魔法学院」のお世話役でこれから卒業まで学生のお世話をしてくれる「マザー・カーター」に「あらあら」と言われながらピンで留めてもらった。マザー・カーターは、[普通]出身者として初めて魔法学院に入った方らしい。

そんな訳でみんなから遅れて更衣室からソフィアとビクトリアが出てくるとオリビアが待ってくれていた。そして、ソフィアの格好を見ると目をハートにしてソフィアをマントに包んで抱き上げてしまった。そのまま歩き出したオリビアを慌ててビクトリアは追って並んで歩く。

ソフィア「白髪ショートに紫目の方と一緒じゃなくても良いの?」

身長が150cmのソフィアは、オリビアに抱き上げられたことで少し前が見えるようになりこれから入学する1年生たちの前の方に白髪ショートに紫目で鼻も高い貴族の子が見えた。

オリビア「彼女は、「アリス・クレア公爵令嬢」よ」

ソフィア・ビクトリア「えっ⁉︎」

「クレア公爵家」の話は[普通]の2人のもとに届くほど有名だった。そして、入学試験2位のアリス様がその高貴でさらには由緒ある家の方だとは。

オリビア「今は、1人が良いみたいだし」

オリビアも「ブライ侯爵家」の令嬢なので、ここはやはり高貴な家柄の貴族だらけという事を改めて[普通]の2人は痛感した。

ちなみに、アリスは、馬車から[普通]の2人に手を振っていたオリビアが面白くなかったのでそれから少し距離を置きたくなったのだった。

オリビア「しかし、ソフィアちゃん可愛いね~」

ソフィア「…トリちゃんみたいに背伸びたらカッコイイのに。」

ビクトリアは、すでに身長が165cmもあるので青ジーパンをカッコ良く履きこなし白シャツなんかは腕まくりをしている。着ている時に更衣室でソフィアに「まだ肌寒くない?」なんて言われたけど。

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