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光の誘惑  作者: 鼻歌大好き身長、小さいな
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魔法を神様から

「優秀」の2人は、アニぺが太陽魔法でじっくりと苦しめているので2人の顔からは汗が止まらなかった。さらに魔法を使うのがアリス様だと見破られているのかアリス様はジワールからもワニやクマから襲われてはどうにかソフィアに肩を組まれて逃げるが体力の限界が近かった。

  ソフィア「ハァハァ…」

アリス様「「太陽魔法」ヤバいな。」

ソフィア「ハァハァ、アリス様?」

アリス様「せっかくお前と組んだのに負けるのか…」

ソフィアももう少しで地面に尻をつけてしまいそうだった。どうにか膝に手をついて堪えながらアニぺを見る。するとある考えが浮かんだ。


  それは去年の夏休みの出来事だった。

ソフィアの前に神様が現れて、「魔法を自由に使いたくないか?」とソフィアの脳内に囁いたのだった。

  ソフィアは、唾を飲み込んで目を瞑って願った。

  ソフィア(神様―!)

マ・ゴッド「お〜、どうした我が可愛い天使よ」

ソフィアの目の前に雲の中の世界が広がり、神である「ラックス・アクア・マゴッド(Lux・Aqua・MaGod)」が現れた。

マ・ゴッド「やはり、「光」」

ソフィア「今すぐ「雷魔法」を使えるようにして下さい!お願いします!」

マ・ゴッド「おや」

ソフィア「友人を救いたいんです!」

マ・ゴッド「なるほど、分かった」

ソフィア「ありがとうございます!」

マ・ゴッド「いつか「光魔法」を」

ソフィア「………」

「ラックス・アクア・マゴッド(Lux・Aqua・MaGod)」の言葉にソフィアは黙って顔を逸らした。そんなソフィアに微笑んで神様は、ソフィアの頭をポンとした。


  ソフィアが目を開けるとアニぺの太陽魔法にアリス様がよろめいて倒れそうになっていた。ソフィアは、ブロードソードを強く握り、アニぺを見た。先程までとは違うソフィアの様子にアニぺが首を捻るとソフィアがブロードソードを力強く振った。アリス様は驚いて口を開けた。アニぺの頭上に「雷魔法」が落ちて、アニぺは倒れた。

アリス様は、すぐ飛び上がって、ハイエナを放とうとしていたジワールに国行を振って大きな雪の塊を当ててジワールをステージから転げ落とした。

  ソフィア「アリス様!」

アリス「アチー!」

アリス様が心配だったソフィアだったが元気そうなアリス様にホッとした。

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