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光の誘惑  作者: 鼻歌大好き身長、小さいな
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パートナー

「対抗戦」のメンバーが決定!

それぞれのパートナーは?

「対抗戦」のメンバーは異例なので、この年は、成績良い3人から順にパートナーを決めて良いこととなった。6人は、壇上がどけられたステージに上がっていた。まず、ソフィアが1歩前に出た。

  ルーカス「ソフィアちゃんは誰を指名するんだろう?」

オリビア「そうだね~」

  リズ「やっぱりビクトリア先輩かな」

レア「そうでしょう!」

ルーカスやリズのように予想をする者たちもいた。

ソフィア「アリス様!」

アリス「はぁー⁉︎」

競技場中ザワッとなり、アリス様はいかにも不機嫌そうな顔をし、ビクトリアはショックで今まで堂々と前を見ていたのにバッとソフィアを見てしまった。

ソフィア「聞こえませんでしたかー?笑」

アリス「何で私なんだよ⁉︎」

ソフィア「いつもやり合っていますから」

アリス「はぁ⁉︎」

ソフィア「それに他校の精鋭たちと勝負するなら私のパートナーはアリス様が良いですから!」

アリス「…確かに?」

ソフィア「はい!」

カミーユ先生「これは決まりだね~」

ウィリアム校長「では、まずは、ソフィア・リドルとアリス・クレア公爵令嬢の「優秀組」!」

ソフィアの決定にみな驚いたが、5年生の成績ツートップの組ができたので、しっかり拍手が鳴った。

続いて、ビクトリアの番が急に来てしまった。顔色は変わらないが声のボリュームが落ちながらシャーロット様を指名し、顔も仕草も魔法も火と水と王道なので「王道組」ができ、レアは立ち上がって2人もといビクトリアに拍手を送った。最後に、セバスチャン子爵子息がお辞儀をしながらパウラ伯爵令嬢に手を差し出し、パウラ伯爵令嬢が手を受け取り、まさに「選ばれし組」となった。

  

  ステージに5年生の代表6人だけになり、6人がそれぞれの剣を重ね合った。そして、マイクの前にソフィアが立った。

  ソフィア「今年は、4年ぶりに、この「ラックス魔法学院」での開催です。その機会を活かして各自、「アジパングア魔法学園」と「ジプトフリカ魔法学校」の人たちと交流を行いましょう。そして、各校の魔法を大いに学んでください。

私たちも「対抗戦」がんばります!

それでは、2週間後の「魔法学校対抗戦」を楽しみましょう!」

ソフィアの宣言に競技場は、拍手喝采が響いた。ステージが下がった競技場の芝の上に5年生全員が集まって、いまだ混乱しているアリス様の頭をオリビアが撫で、パウラ伯爵令嬢とセバスチャン子爵子息はみんなに囲まれて祝われた。音楽が鳴り出し、他学年の生徒も芝の方へ行ったり、そのまま座席に残ったまま踊り始めた。ソフィアもルーカスと一緒に踊った。ビクトリアは、そっと芝から離れて競技場を後にし、ソフィアは気にしたがリズを筆頭に「ソフィア派」に囲まれてしまったので追いかけることはできなかった。そのままソフィアは「ソフィア派」と楽しく踊った。



  「アジパングア魔法学園」では、あの政宗とボムギュが組んでいた。「ジプトフリカ魔法学校」では、やはり双子が組んだ。2つの学校はもうすでに「対抗戦」に向けてチームで練習を始めていた。



「ラックス魔法学院」では、ようやく出場するメンバーが決まり音楽を流して日にちが変わるギリギリまでダンスをしたりして楽しい夜となった。

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