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光の誘惑  作者: 鼻歌大好き身長、小さいな
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アジパングア魔法学園

  ここはラマオウヨにあるラックス魔法学院…ではなく「ユーラアエジ」にある「アジパングア魔法学園」だ。「狛犬」により守られている門を通れば、「姫路城」のような建物が並び「紫禁城」のように広い敷地を古来の王族が履いていたようなブーツを履いた生徒が元気にお出迎えしてくれるだろう。「アジパングア魔法学園」の生徒の制服は、女子はセーラーで男子はブレザーなのだが、式典などの際は、「スーツ」で正装する。「アジパングア魔法学園」の真ん中には初代校長の銅像があり、その側で龍が描かれている旗がひるがえっている。ここには、「ユーラアエジ」中から魔法使いの子どもたちが通って来ているが、貴族と平民では生活している寮の格式が違ったりと貴族と平民には差があるが、みな、校長のワンを筆頭に先生方から学んでいる。「アジパングア魔法学園」の魔法の特徴は、変身魔法だ。ソフィアとビクトリアらと同学年の鷹司政宗は、タヌキに、キム・ボムギュは、キツネに変身できる。


  さて、政宗が恋人のイアンパヌと手を繋いで歩いている。3年生の十五歳ともなるとソフィアとビクトリアらと同学年の年齢の子たちもチラホラ恋人ができ始める。その中でも政宗とイアンパヌは早い方で、1年生で入学してすぐに政宗がイアンパヌに告白して付き合い始めた。そんなラブラブな政宗とイアンパヌの間にボムギュがキツネの姿で現れ政宗に石を投げて邪魔に入った。怒った政宗もタヌキに変身してキツネのボムギュと噛み付き合いを始めた。イアンパヌは、慌てたがイアンパヌの変身魔法は弱く、まだ身体の一部を変身させることしかできないので2人を止めることができない。

  政宗「イアンパヌに当たったらどうすんだよー!」

ボムギュ「お前ウザい!」

政宗「はぁ⁉︎」

ボムギュ「早く「ラックス魔法学院」の超絶カワイイ子に会いたーい!」

政宗「あっ」

ここ「アジパングア魔法学園」の男子どもにもソフィアの話は届いていた。ボムギュがニヤッとして慌てて政宗がイアンパヌに振り向くとイアンパヌは頬を膨らませて教室へと向かって行った。政宗は慌てて人の姿に戻るとイアンパヌを追いかけて行った。

ちなみに、政宗は「仙台列藩」の藩主の嫡男で、イアンパヌは「ヌヴニアフ」の村長の娘で、ボムギュは「チョウギシラ」の王子だ。

ボムギュも人の姿に戻って伸びをして一言、呟いてからこれから授業する教室へ向かって行った。

ボムギュ「対抗戦で超絶カワイイ子とダンスするぞ~」


  ソフィア「ハックション!

       ヤバッ汗」

  ソフィアは、相も変わらず「ラックス魔法学院」の図書室にスペンサーを呼んで忍び込んで本を読んでいたが凄いくしゃみのおかげで椅子に座って居眠りをしかけていた司書さんが起きてこちらに向かって来たため急いで外で待つスペンサーの背中に本を持ったまま飛び乗った。

スペンサー「花粉症?笑」

ソフィア「んー、噂かな笑」

スペンサー「さすが人気者だね~笑」

2月のバレンタインには、ソフィアは後輩の1年生たちから男女問わずに貰い、同級生からも男女関係なく多く貰うことが出来た。量が多かったので、部屋でオリビアに助けてもらって食べたのだった。


  「ラックス魔法学院」と「アジパングア魔法学園」、そして「ジプトフリカ魔法学校」の3校がまた「ラックス魔法学院」で「対抗戦」をするのはソフィアたちが5年生の時。

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