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光の誘惑  作者: 鼻歌大好き身長、小さいな
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別荘で過ごす夏休み

ただ、お返事を書いた際に、「馬車はいらない」と書き、ソフィアとビクトリアはそれぞれスペンサーとレディを呼んで別荘に連れて行ってもらった。ちなみに、景色を楽しみたいソフィアのために二匹は普通の馬車同様、道をパカパカ走ってアラン様の別荘まで走って行った。

  そうして着いたアラン様の別荘は、オリビアの邸宅より小さいが3階建てで中に入って中庭に出ると広大な庭が広がっていて、ソフィアとビクトリアは緊張してしまった。庭のビーチチェアにはすでにアリス様がいて本を読んでいた。

ソフィアとビクトリアが一緒の部屋に荷物を置いてリビングに行くとアラン様が出迎えてくれた。リビングにはオリビアとルーカス様もいたので、2人を笑顔で迎えてくれた。

  オリビア「ソフィアちゃ~ん♡」

と言うか、オリビアは会えた嬉しさでソフィアを思いっきり抱きしめて、ルーカス様に羨ましそうな目で見られた。

ソフィア「んー汗」

アラン「いらっしゃい笑」

ビクトリア「招待ありがとうございます」

アラン「うん、僕のこともルーカスのことも名前で呼んで良いんだからね」

ビクトリア「はい。」

オリビア「さっそく遊ぼうよ!」

ルーカス「着替えて来る♪」

オリビアとルーカス様は束の間の休みで思いっきり遊び倒したいのか制御なく動き回ってしまい思い立ったまま行動してしまい残る3人を置いて先に部屋に戻って着替えに行ってしまった。

アラン「あららぁ」

ソフィア「アラン様」

アラン「ソフィアちゃんどうしたの?」

ソフィア「シャーロット様は良かったのですか?」

アラン「誘ったんだけどねぇ。」

ソフィア「そうですか。」

アラン様は、シャーロット様と婚約者でラブラブなのでソフィアは気にして聞いてみたのだが、どうも嫌いなビクトリアとイジメているソフィアと一緒には過ごしたくなかったようなのをアラン様の顔を見てソフィアは理解した。ソフィアは、後は何も聞かずにソフィアが何をするのかを待っていたビクトリアの手を引っ張って部屋に向かった。

ソフィア「プール良いですね~」

アラン「ふふふ

    入って涼もうか!」

アラン様は、ソフィアの気遣いに気が楽になり、自身の部屋に向かって行った。無論、婚約者を変えるつもりはないが今は友達たちと別荘で夏休みを満喫する事にした。


   ソフィアの提案で、ビクトリア・ルーカス様・アラン様と4人で、プールで競走する事になったのだが、オルシュウレアンの川で小さい頃から泳いでいたソフィアに圧勝されてしまいアラン様は面食らい、ルーカス様は負けず嫌いが顔を出し、ソフィアに木登り競争を仕掛けたが、野生児であるソフィアに貴族のお坊ちゃんが勝てる訳もなく完敗してしまった。

  アラン「アハハハ笑」

アリス「…お前なら屋根の上で本を読めるな。」

オリビア「おっ!」

ソフィア「アリス様もしますか~?」

アリス「えっ⁉︎いやっ汗」

アラン「ふふふ」

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