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光の誘惑  作者: 鼻歌大好き身長、小さいな
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双子の魔法使い

 さて、ファイド双子が教室を移動しているのだが、数秒差で弟にあたるジワールがスケベな顔で歩いているので数秒差の姉のアニペは気持ち悪がっていた。まぁ、新入生の目もあるので2年生となり先輩となったアニペは弟の気持ち悪い顔を止めるために一応、どうしたのか聞いてみる事にした。

 アニぺ「何、想像しているの?」

ジワール「えっ?…あっ、違う、違う!

     6年生たちが言っていたんだよ」

アニぺ「何を?」

ジワール「去年の対抗戦で行った「ラックス魔法学院」には、超絶カワイイ子がいるって!」

アニぺ「へー。」

ジワール「でっ!その子が俺たちと同い年らしくって~あと、3年後に会えると思うと♪」

そのまま、ジワールはルンルンでアニぺを置いて教室に行ってしまったので、アニぺの「あっ、そう。」という言葉が宙に浮いてしまった。そして、アニぺの試みは失敗したどころか同学年の多くの男子が、しばらくの間、想像してスケベな顔をしており、3年後の5年生になったばかりか対抗戦直前には再び男子たちが大盛り上がりして大変だったのだが、それはまた別の話。

まぁ、呆れながらもアニぺら女子たちも少し、その「ラックス魔法学院」の子が気になってはいた。ただ、その日の実戦でアニぺはジワールをボッコボコに負かしたのだったが。


 ソフィア「ハックション!」

 くしゃみで元気にソフィアが目覚めた。夢の中でまだ見ぬ子と会っていた気がしたが、あまりのくしゃみに吹っ飛んでしまった。

オリビア「おはよう笑」

ソフィアは何故かオリビアの布団の中で寝ていたので、ソフィアのくしゃみでオリビアも起きてしまったが、嫌な顔ひとつせず楽しそうにソフィアに朝の挨拶をした。


 「ジプトフリカ魔法学校」の紹介をしている間に、「ラックス魔法学院」は日差しが強く少し汗ばみ始めた。


 ソフィア「おはよ~う」

 そろそろ、ソフィアもオリビアの中では寝なくなるだろう。仲良し二人、伸びをシンクロして今日も学校生活が始まる。


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