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光の誘惑  作者: 鼻歌大好き身長、小さいな
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また新学期で

ソフィアは、部屋でオリビアに抱きしめられて動けないでいた。何故、こんな事になっているのかと言うと、昨日で「ラックス魔法学院」の1年間が終わったので春休みに入り、1ヶ月、ソフィアとオリビアは会えなくなるのだ。

  ソフィア「オリビアちゃーん汗」

オリビア「いやー、離れたくないよー!」

可愛いペットとお別れをするかのようにオリビアは駄々をこねている。一方のソフィアもソフィアで困りながらも離れるのが寂しいのはオリビアと一緒なので嫌々、言いながらもオリビアに抱きしめられたまま動く気はないようだった。

ビクトリア「…何しているの?」

2人の部屋のドアが開いてビクトリアが入って来て2人の様子を見て呆れてしまった。ソフィアは、苦笑いして「いやぁ汗」と言うしかなかった。

ビクトリア「そろそろ行こう」

ソフィア「うん」

オリビア「えー!」

オリビアは、ビクトリアの言葉に騒いだが、ソフィアは、オリビアからスッと抜け出した。しかし、正面からオリビアに抱きついたのでオリビアは驚いてしまった。

ソフィア「オリビアちゃん、1年間ありがとうね」

オリビア「うっ汗ううん」

ソフィア「また、来年もよろしくね!」

オリビア「うん!よろしくね」

驚いていたオリビアも最後にはソフィアを優しく抱きしめて2年生からの約束をした。


  馬車までは、ソフィアとオリビアは手を繋いでビクトリアと一緒に向かった。

  ビクトリア「春休みは、キイチゴでも取る?」

ソフィア「うん!それでジャム作ろ~♪」

ビクトリア「うん」

オリビア「ふふふ」

  オリビアは、ソフィアと熱いハグをまたしてから舞踏会に向かって急いで「バラモラル」に乗って飛んで行った。そうして、ソフィアがスペンサーの馬車に行くと「ノルマン」が降りてきてアリスと隣同士になってしまった。

  アリス「あっ…」

ソフィア「アリス様、また来年度もよろしくお願いします!」

ソフィアがそう言うとアリスは珍しく笑ったがすぐに舌を出して「ノルマン」に乗り込んで舞踏会に向かって飛んで行ってしまった。

アリスが飛んでいなくなるのを見ていたソフィアの側にビクトリアが立ってソフィアの頭を優しくポンとした。

ビクトリア「帰ろうか」

ソフィア「うん!

久しぶりに外でご飯、食べられる~♪」

ビクトリア「そうだね」

ソフィア・ビクトリア・ナンシー・ノアが帰るということで村総出で出迎えてくれて、リトル家とスミス家の家の前で、みんなでパーティーをする事になったのだ。

ソフィアは、スペンサーが引く馬車から「ラックス魔法学院」を見た。

  スペンサー「また図書室に行く~?笑」

ソフィア「考えとく笑」


  まだまだソフィアとビクトリアの学院生活は始まったばかり。

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