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光の誘惑  作者: 鼻歌大好き身長、小さいな
28/120

平民の

  大会3日目。ソフィアの姉のナンシーとナンシーとペアを組むノアは、相変わらず真ん中の「バトルステージ」にいた。だが、昨日とは意味が違う。大会3日目は、バトルの「決定戦」なので真ん中にいるナンシーとノアのペアと「アジパングア魔法学園」のペアは優勝をかけて真ん中に立っている。左の「バトルステージ」では「ラックス魔法学院」同士で3位決定戦を右の「バトルステージ」では「「アジパングア魔法学園」と「ジプトフリカ魔法学校」のペア同士で最下位決定戦を行う。

  お祭り最高潮の盛り上がりの中、ナンシーが妹のソフィアを探すと昨日から気付いてはいたがソフィアはやはり友達と「左席」にいた。

  

   ソフィアは、先輩である「ラックス魔法学園」の5年生同士のバトルを見ていたが、昨日とは違いあまり楽しめてはいなかった。

   アラン「どうしたの?」

ソフィア「大丈夫。」

アランが気遣ってくれたがソフィアは無理に笑顔を作ってすぐに顔を「バトルステージ」に向けてアランから逃げたが、気付くと下を向いていた。

突然、「ラックス魔法学院」の人々が騒ぎ出したので、ソフィア・オリビア・アラン・ルーカスが別のステージ、真ん中のステージを見るとソフィアの姉であるナンシーとノアのステージで対戦相手が地面に尻をつけ、ナンシーがツヴァイハンダーを空高くに掲げていた。

  オリビア「おめでとう!」

ルーカス「お姉さんが生徒会長だね!」

「ラックス魔法学院」では、対抗戦で成績が上のものが生徒会長になる。ナンシーは、「普通」として初めて「ラックス魔法学院」の生徒会長となる事が決まった。小さく「ありがとう。」とは言ったがソフィアはあまり喜んでいなかった。


  「魔法学校対抗戦」は、4日目に、閉会式から魔法学校同士の交流会を行なって4日間のお祭り騒ぎは終わった。ソフィアは、交流会中も「アジパングア魔法学園」と「ジプトフリカ魔法学校」の男子生徒から告白されてしまった。


  その夜に、ビクトリアが4日ぶりにいつも通りの時間にお風呂に向かっているとソフィアが噴水の淵に腰掛けてブロードソードを見つめていた。

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