秋の一大イベント
ソフィア「「対抗戦」?」
アラン「そうそう」
実験の片付けをアラン様としながらソフィアは、アラン様から秋の大会について聞いていた。アラン様は、ビクトリアと同室のシャーロット様と恋人のような関係だが、あの日、ソフィアが窓から教室に入って来た日からルーカス様と共に側にいるようになってきたので少しずつ仲良くなってきていた。
アラン「まず、僕たち1年が夏休み前の期末テストの実践で3年生のトーナメントで使用するカップを取り合う。その後、9月に3年生全員が「トーナメント」で対戦して、その上位2組と4年生の期末テストの実践で優秀だった1組が二校の姉妹校と「対抗戦」を10月に行う。
これが秋の一大イベントだよ!」
ソフィア「お~」
アラン「今年は、ソフィアちゃんのお姉さんとパリス先輩が出るね」
ソフィア「あー…」
アラン「そして、1年生は初めてグラウンドに行けるのさ!」
ソフィア「あっ、そっか!」
ソフィアとアラン様が盛り上がっていると教室の扉が開いてルーカス様が顔を覗かせた。
ルーカス「終わった?」
ソフィア「ルーカス様」
アラン「もう戻せば終わるよ」
ルーカス「じゃあ夕飯、食べに行こう♪」
ソフィア「うん♪」 アラン「おう♪」
アラン様が備品を戻してくれて、3人で仲良く食堂に向かって行った。




