表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
光の誘惑  作者: 鼻歌大好き身長、小さいな
115/124

光魔法

ソフィア(お願い!)

ソフィアは、つい目を瞑って願ってしまった。そして、オリビアを見てからブロードソードを抜いて柄を強く握った。

ソフィア「オリビア。」

オリビア「どうしたの?」

ソフィア「火がすべて消えたら緑魔法で自然を戻してね。」

オリビア「分かった。」

オリビアもスパタを抜いて剣先に魔力を込める。ソフィアは、左手を山に翳してを目を瞑る。

ビクトリア「ソフィー?」

深呼吸をしてソフィアは、両手でブロードソードを握ると飛び上がって山に向かってブロードソードを振り下ろした。

ビクトリアは、驚いて一歩下がってしまい、アリスは、ソフィアの背中をそっと支えた。強い風が吹きブロードソードから放たれた「光魔法」は、山に辺り火が消え山火事は収まった。

気絶する前に、ソフィアは、「ラックス・アクア・マゴッド(Lux・Aqua・MaGod)」が見えて、「ほらね。君なら願うと思ったよ。」と言われた。

村の家々は、シャーロットが水魔法で消化してくれ、村の焼けた自然もオリビアが緑魔法で戻し、倒れた木はなくなり新たな芽が小さくもたくましく出た。


  ソフィアが目を覚ますとオリビアとの部屋で寝かせられていた。

  オリビア「ソフィーちゃん!」

側でずっとオリビアが見ていてくれたのかソフィアが目を開けると心配そうな声と少し安堵したような声で慌てて立ち上がって、ソフィアの顔を覗いた。

オリビア「大丈夫?」

ソフィア「うん。」

オリビア「ソフィーちゃんが使ったあの魔法って…」

ソフィア「…願っちゃった。」

オリビア「ソフィーちゃん?」

ソフィアは、願いたくなかった。手に入れたくなかった「光魔法」を神様にお願いしてしまったことに泣き出してしまい顔を両手で隠して泣き始めたが涙は止まらなかった。そんなソフィアの様子にオリビアは慌てて「ソフィーちゃん!汗」と言って、オロオロしながら優しく抱きしめてくれた。


  ソフィアは、ついに「光魔法」を手にした。もう後には戻れない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ