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少女黙示録  作者: 狩川藍
03『自分のことは他人がよく知っている。だって世間は君を表面でしか見ていなく、それが全てだからだ』
25/43

『鬱愛利医紗と言うらしい』

008

それは比愛病が偽名ということになる。

しかも医者である。偽名の医者に治療されたことになる。ということはほぼ、藪医者じゃないか。でも、私を治療して後遺症もなしに治してしれたのだ。

まぁ元々藪医者というのは養父医者で、いい医者という意味であるが、そんなのどうでもいい。

腕は確かなのに何故……。

でも、本名に「いしゃ」って入っているからいいか。

良くない。

だが、触れないでおこう。

とんでもない権力者であることは聞いているのだ。これくらい容易いこと。大麻が行けるくらいだから。

「どうしたの?」

どうしたの?じゃないだろう?

「…。なんでもないです。なんて呼んだらいいかでしたよね。」

「そーだよ。」

話を逸らす。いや本来の軌道に乗っだけか。

「んー。うつ…鬱愛先生?」

「却下。」

「えっ。なんで?」

何故に却下された。

「うちさ。元々放何故ちゃんに比愛病先生って呼んでほしくなかったんよ。そして鬱愛先生なんて呼ばれたらうちの部下と同じだし、友情的に良くないと思うんだよねー。」

とのことらしい。

では何にがいいのだろうか。私は呼び捨ては余り好ましくないと思っているたちなのだが。じゃあ、鬱愛さん?鬱愛ちゃん?違和感はないが、なんか違う気がする。じゃあ、

「上官?」

「ふえぁっ!!いや、なんでっ!」

予期もできるわけもない着地点に変な声を出したのだろう。

「着地点が色々迷走しているよ放何故ちゃん。ぐちゃぐちゃだよ。上司でもなんでもないし、寧ろ友達、友人でしょ。うーん。普通でいいよ。普通で。」

普通と言うのは一番難しい。非人間の私だから一般的な人間よりも難しい。私の基準は狂っているのでなんとも言えないけれども。

「じゃあ。利医紗ちゃんかな?」

いつも私を烏有己ちゃん、今は放何故ちゃんか。と呼ぶし、言言言は崩無ちゃんとどちらもちゃん付けするからそういった。目上にちゃん付けなんてしたことないから変な気分で、とち狂ったのか?と思う。私は。元々か。

その提示に対し、

「OK OK!!グーグー!フー!!」

と今日会って一番の陽気さといっていいほどに大声で言ってきた。名古屋がこんなことになってなかったらただただ迷惑な人物だが。周りが共感性羞恥を起こす。まぁ両手の親指を立てて「OK OK!!グーグー!フー!!」とかオッケーGoogleみたいなこと言っているのは十分に迷惑の対象だ。

その上その腕を上下に動かしている。あっ、今ぐるんぐるんと腕を回した。小学生の攻撃のように回した。

「はぁ。はぁー。ぜぇ。ぜぇ。」

テンション高すぎて疲れてるじゃないですか。オーバーリアクションにも程があると思うし、みててこれは過剰な部類。

それを隠すように直ぐに平気な感じを出し、言い訳に入る。

「まぁいいさ。こんな陽気だと身体的にきつい。体力がない。モノカルチャー経済みたいにない。あっ。勿論おばさんだからではないよ?お姉さんだよ。そう呼ぶ?いいや。あー、でも利医紗ちゃんの方が友達っぽいし…。結局放何故ちゃんが決めてくれたんだしそれを尊重しよう。で、今日は半年ぶりの再会で嬉しかったし、前から話したかった話を話すタイミング見れたし、話すって言い過ぎだね。まぁいいさ。一服もできたし、LINEも交換して放何故ちゃんとの真の友情へと近付いたところでね、そろそろおいとましないとね。」

そんな時間なのだろうか?

でもこの時間は学校では3時間目に入っているか入ってないかぐらいの時間だ。2時間目だったかもしれない。

まぁ事情が事情だろう。早くても仕方ないのだ。

「そうなんですか。ではまたいつか。」

社交辞令。

「うん。この機械の調査も終わったしね。」

そう言いながらこの巨大な正方形の青色の機械を叩いた。陽気に。なんか叩いた衝撃で誤作動が起こるとかそんなことを悲観的に捉えたがそんなことはなく、ただの冗談で終わる。

「それに。余り放何故ちゃんとは長いこといるのは好ましくないからね。」

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