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冒険者大会・剣術の部①

今日、冒険者大会・剣術の部が開催される。

剣術の部にはヒナとリツが参加する。この二人が当たった時、どんな試合になるのか楽しみで仕方がない。


ヒナ達参加者は今、トーナメントのくじを引いている。


剣術の部、参加者は16名。

この中の一人が優勝し、初代優勝者リナと戦える。

私も一度試合してみたいな。


「隣、いいかしら?」


私の隣の席に美人な女性が座ってきた。私よりは少し背が低い。見た目は紫色の髪で瞳の色は紺色だ。


「どうぞ」


「ありがとう」


女性はニコリと微笑み席に座る。このやり取りをやっている間にくじが引き終わった。


お、ヒナは一回戦からだ。

えーっと、対戦間は....

【ショーシン・シャ】という男性。


ヒナとショーシンは剣を構え審判の合図を待つ。


ショーシンの構えはなんだかまるで剣を使い始めたばかりの様な構えだった。


けど、ラムットなどの低級モンスターに勝てるぐらいには強い。


でも、あれではヒナには勝てないよ。ショーシンさん、残念。


審判が「始め!」と合図を出すと同時にショーシンが動き出す。

剣を前へ前へと振るがヒナは容易く避ける。


因みにこの大会のルールは相手を気絶させるか場外に落っことすかの二択。


魔法を使ったり体術を使えば反則負け。


「ねぇ、あなた」


「?」


ヒナがショーシンに話しかける。


「いい思い出は出来た?」


ヒナはふふっと笑ってショーシンの後ろに回り込む。

そして、剣の柄頭でドムっとショーシンの背を叩く。


威力はそんなに強くはない。

だけど、場外に落とすには充分な威力だった為、ショーシンは場外に落ちた。


「勝者、ヒナ・マルクス!」


審判がヒナの腕を掴みヒナの手を上げる。


「当然の結果よね」


「お疲れ様、ヒナ!」


「ええ、このまま優勝までいって初代優勝者を潰すわ!」


ヒナは意気揚々と言った。


「あなた、いい戦い方をするわね」


隣の女性がヒナに話しかける。


「ありがとう、あなたは?」


「私は観戦者、あなたの戦い方見てて楽しいわ」


「そうでしょ?」


ヒナはフフンと胸を張る。


にしても、ヒナも腕を上げたなぁ....これは一緒のトーナメントだったら危なかったかも?


ヒナ以外の参加者も順調に勝ち進みリツの順番が回って来た。


「........」


隣の女性は黙って真剣にその試合を観ていた。何かあるのだろうか?


リツの対戦相手は【チュウキュウ・シャ】だ。多分だけどいや、絶対ショーシンと兄弟だ。


リツは相手を睨みつけ剣を構える。チュウキュウは一切怯まず剣を構える。


「始め!」

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