オモロ美味しい料理の小話
オモロ美味しい料理の小話
【一口目】
この世の全ての食材に感謝を。
そして、食してくれた君に最大の感謝を。
さて、今宵のメニューは――
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【二口目】
うん…………。
まぁ……悪くはないけどね。
やっぱり僕にはちょっと物足りないかな。
だから、次からはもう少し量を増やしてくれる? えっ!? もっと食べたいって!? 仕方ないな~。
じゃあ次は三口目も用意しておいてあげるよ。
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【三口目】
ふむ……。
悪くないね。
でも、僕はもうお腹いっぱいだな。
残りは全部食べちゃっていいよ。
えっ!? 残すの勿体無いから僕の分も食べて欲しいって!? しょうがないなぁ。
分かったよ。
それじゃあ四口目は一緒に食べようか。
[美味しい料理のジョーク]
この店は来店した客に対して「いらっしゃいましー」とおどけて言うのがお決まりだ。
でも今日のこの店の店主は違った。
彼はいつものように料理を作っていたんだが………。
突如、大声で叫びながら、厨房から飛び出してきたのだ!そして、そのまま僕の方へと走ってくる!?僕は慌てて立ち上がり身構える。
だが、店主は僕の目の前で立ち止まり、こう言った。
「遅刻だぞ新人!」とね。
「え?」
「その言葉を聞いたとたん僕の頭の中にある考えが浮かんだんだ。
そう、これはジョークに違いないとね。そしてそれなら僕も乗っかってみようと思ったんだ
だから僕は、彼の前でこんな風に言ったんだ。
『いらっしゃいましぇー』てね」
「……それでどうなったんですか?」
「店主は笑ったよう見えた、でもそうじゃなかったんだ。店主は大声で、
新人、声が小さい!!とぼくを叱りつけ、
なぜか僕に、向こうのテーブルに座っているカップル客の注文をとりにいかせたんだ」
「……それから?」
「うん。僕はその通りに行動したよ。まずは二人の前に立ち、こう言ったんだ。
『いらっしゃいましぇー』ってね。すると、女の子の方がクスッと笑ったんだ。
だけど、男の子の方はちょっと戸惑っているみたいだったナ。
そしたら突然、後ろから肩を叩かれたんだよ。
振り向くとそこに笑顔を浮かべた店長がいて、
『あなたを待っていたのです!』ってさ。
僕も思わず笑顔になって、『ありがとうございます』と答えたんだけど…… よく考えたらおかしいじゃないか? だって、この店の店主は、いつも『いらっしゃいましー』しか言わないはずなんだ。
まぁ、そんなこんなでぼくはこの店で働き始めることになったッテわけなんだけどね」




