寒天の材料を用意する
「寒天を作りましょう」
風守の女達が、寒天作りを提案する。
風守神社の美女、美少女達。
日本人に送る寒天を作るのである。
「楽しみですね」
「透明な水菓子……寒天。
なんとも涼感のある、風情どすなぁ」
「風守は涼やかな食べ物を作るのが得意な気がします」
「祭神の……虚神の特徴に基づいておるからの
「風守の神様の特徴……?」
「涼風のような男じゃったよ」
風のように軽く天代は答えた。
「さて、では材料を確認じゃな」
寒天の材料を確認する。
◎寒天(棒型)
◎水
◎砂糖
「今回は簡単なつくりの寒天じゃ」
「寒天に砂糖を入れたものですね」
「元祖寒天じゃの」
「寒天の形ってなんか変わってるでござるね」
「棒寒天ですね。
角寒天とも呼ばれています」
「粉状のものもありますが、今回は棒寒天で作ります」
「砂糖を入れるだけの単純なものです」
「その分、寒天のプルンプルンの食感が楽しめる」
「プルンプルンしておいしいですよ」
「プルンプルンでござるか!?」
「プルンプルンです」
風守の大きな胸をプルンプルンさせながら、寒天のプルンプルンを語る。
プルンプルンの美女と美少女は棒寒天からプルンプルンの寒天作りをはじめるのだった。