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ヒト・カタ・ヒト・ヒラ  作者: さんかいきょー
竜血の乙女、暴君を穿つのこと
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竜血の乙女、暴君を穿つのこと3

 私立宮元学院。

 その名の通り宮元家の経営する中高一貫校である。

 国立大学への進学希望者を集めたエリートコース、スポーツ分野への進出を目的としたスポーツコース等のクラス分けはあるが、平均学力はいたって普通。

 隣接した高台の第二校舎など敷地は広く、ボウリング部といったユニークな部活動も存在するがスポーツ面での実績も稀にどこぞの部活が全国大会に出場する程度で、ドラマチックな話題とはあまり縁がない。

 そんな、わりかし普通の学校なのだが、少し変わった風習も存在する。

 学力、体力、人望、精神、決断力、諸々の能力を総合した上位5名が全生徒から選抜され、東西南北中央の位階を与えられ〈五方央〉と称される。

 放課後、三階から屋上に至る人気のない踊り場にて

「つまり、これに選ばれた者はエリート中のエリートなのだ」

 と、誇らしげに語るのは銀髪の少女。高等部一年生のクローリク・タジマである。

 白い肌と青い瞳、加えて凍りつくような美貌の彼女は日本人の祖父を持つロシア系のクォーターだ。

 クローリクが誰に話しかけているかと言えば、先ごろに転入してきた同じ高等部の一年生、東瀬織だった。

 瀬織は説明を理解したのかしていないのか小首を傾げ、漠然とした態度でもって

「はぁ」

 と短く返事をした。

 クローリクはフンと鼻を鳴らし、自分と同等の背丈の瀬織を強引に見下ろすように首を上げてみせた。

「私がどうしてこんな話をキミにしていると思う? キミの入試テストの結果を知ったからだ」

「あのぉ~、それって生徒さんが見て良いものなんでしょうか」

「五方央の特権なのだよ、これは」

「はぁ」

 瀬織は適当な返事をすると、上着のポケットから生徒手帳を取り出してパラパラとページに目を通した。

「確認してみましたが、そのような校則どこにも見当たりませんわねぇ」

「当然だ。これは影のルールなのだからな」

「つまり、わたくしがそれに従う義務は皆無ということでございますね」

 にこやかに微笑むと、瀬織は軽い会釈をして

「それではクローリクさん、ごきげんよう」

 流れるような角のない動きですっと踵を返し、その場を後にした。

「なっ、おっ? ちょッ、待て待て待てぇッ!」

「おほほほ……待てと言われて待つ義理も皆無ですゆえ~」

 制止するクローリクに一瞥もくれず、瀬織はすぅっと流れるような動きで階段を降りていった。

 運動面でも校内上位にあると自負するクローリクだったが、どういうわけか追いつける気がしなかった。自分の体の挙動がやけに鈍く、意思と相反して動くのを拒絶しているかのように思えた。

 そんな妙な体験はさて置き、じきじきに行った〈五方央〉への勧誘を無下にされたというのはクローリクにとってはこの上なく――

「屈辱ッ!」

 で、あるからして、クローリクは思いの丈をテーブルに叩きつけた。薄い作りの折り畳み式会議用テーブルがぶるぶると震える平手打ちであった。

 瀬織との一件から二日後、クローリクは高等部の生徒会室にいた。

 クローリク自身は別に生徒会の一員ではない。特別に強力な権限があるわけでもないごく普通の自治会運営など雑務に等しく、そんなことは選ばれた存在である自分がやる必要はないと考えているので、入ろうとも思わない。

 では何故にここにいるかと言えば、生徒会室が〈五方央〉の会合に使われるのは伝統的慣例であるからだった。

 クローリクに対面するように座るのは〈五方央〉の一人、ソーカル・ザラトイ。金髪の東欧系少女であり、中等部の二年生だ。

 ソーカルは実に面倒臭そうな表情で話を聞き流し、手元のスマホ操作に没頭していた。

「別に……どうでも良いんじゃない」

「どうでも良くないッ!」

 全くの無関心を表明する態度にクローリクは声を荒げた。

「私たち五方央が愚弄されているのだぞ! なんとも思わんのかソーカルッ!」

「別に……。ていうか、あたしも去年アンタに無理矢理ここに入れられたんだけど。なに? 勧誘のノルマとかあんのコレ? 何かの宗教?」

 ソーカルは〈五方央〉に入って一年が経過するが、この通り熱意が足りない。

 クローリクは舌打ち、別のメンバーに向き直った。

「大体ッ! あの東瀬織という女がきてから妙なことが立て続けに起きる! 校舎が急に壊れるわ水道管は破裂するわ、学校で怪獣が暴れてたって話まである! おかしいと思わんか?」

 瀬織が転入した翌日に害獣駆除なる理由で山が立ち入り禁止になった上、学校も休校。その翌日に来てみれば校舎の窓ガラスが割れ、地中の水道管が破裂して校庭は水浸し、校舎もヒビだらけで工事中という有様だった。

 だからといって、それらを一人の女子生徒と関連づけるのは客観的に見て妄想めいている。

「そりゃおかしいけどさ~? 別に関係なくね?」

 苦笑して見せるのは、ショートカットの少女。中等部二年生の宮元空理恵(くりえ)だった。

 彼女は理事長の実妹である。能力的には落第級だが、名誉メンバーとして籍を置いていた。

「怪獣にしたってさ、うちのドローン部が飛ばしてたでっかいラジコンだって話じゃん。パイセンの考え過ぎだよ~」

「だぁれがパイセンだ! 変な呼び方はやめろ宮元ッ!」

 ソーカルとは別方向に不真面目な名誉メンバーを一喝するや、クローリクはテーブルの下から二枚の明細書を取り出した。

「これを見ろ。そのドローン部に配分される部費だ。片方は先月分、もう片方はつい先日に特別配付された分を計上した額だ」

 先月分の部費は3000円。これは理事長の計らいによる、いわゆるお情け部費である。ドローン趣味の部活を運営するにはあまりにも些少な金額。そもそも配布先の部名にしても制式な部ではなく〈ドローン同好会〉と記載されている。

 3000円という微々たる金額にしても、理事長である宮元園衛の

 人員も集められず目標もなく、唯唯諾諾安穏と仲良しサークル活動をしているだけの青春の無駄遣い同好会など早々に見切りをつけて解散してしまえ。少ない予算でジワジワと干上がっていくのが厭ならば、自分たちの人生を費やし、青春を燃やすに値する“道”だと証明してみせろ

 という本音の厳しさが込められた3000円であった。

 それがどういうことなのか、今月に入って〈ドローン同好会〉は急に〈ドローン部〉に昇格。これに伴い、特別配付として多額の部費が与えられた。

 その額、なんと20万円。

「20万だぞ20万! おかしいだろ絶対ぃッ!」

 明細書の上からまたしてもテーブルを叩くクローリク。しかも何度もバシバシと叩く。

 そして興奮から一転、鋭い氷の目つきに変わった。

「私が思うに、これは事実を隠蔽するための偽装工作だ。『怪獣はドローンの見間違いである』というシナリオを裏付けるためにドローン同好会を利用したのだ」

「えー? 誰がそんなことすんのさ?」

 空理恵はヘラヘラと笑っている。全く本気にしていない。なんたる迂遠さか。

「お前のお姉さん! 宮元理事長以外におらんだろうがッ!」

「え~? でも姉上ってアレで意外と気まぐれだからさ。20万くらいポンと出してくれるかもよ?」

「違う! 断じて違うッ! 理事長はそんなことしない!」

 宮元園衛は一本筋の通った人間であると、クローリクは確信している。何回か顔を合わせたことがあるが、生徒に対する柔和な態度の裏に、およそ現代人とは思えぬ迫力を感じた。ただ者ではないと思った。

 そんな人が何の実績もない同好会に理由もなく小遣いをくれてやるだろうか? 否、断じてあり得ない。

 対する理事長の実妹、空理恵はのほほんとした様子だった。

「え~? でも姉上、今年の正月にいきなり『私にじゃんけん三本勝負で勝ったらお年玉10万円。負けたら1万円だ』とか言い出したんだけど~? ちなみにアタシ、負けて1万円しか貰えなかった。えへへへへ」

 ぐらり、とクローリクの認識が揺らいだ。

 お正月気分のちょっとした気まぐれで、無能な妹にお年玉10万円くれるのだから、無能な同好会にも20万円くれてやる。

 そんなことするかも知れない……。

 と、負けそうになる自分を気合で振り払う。

「違うッ! 恐らくはそれも理事長の思惑! 偽装工作ッ!」

 意固地を張るクローリクに、ソーカルが冷ややかな視線を向けた。

「ねえ、クローリク。あんたオカルト好きだっけ」

「な、なに……?」

「オカルト陰謀論。実はそういう雑誌とか読んだり、オカルト掲示板とか入り浸ってる?」

「な、なにぃ~~~……ッ?」

 ソーカルの言わんとする所は分かる。

 全く無関係の事件を強引に東瀬織に結びつけ、こじつけるのは陰謀論者と同じ論法であると、遠回しにコケにされている。

 だが陰謀論などでは決してない。断じてないのだ。

 事実を繋ぎ合わせて、限りなくブラックに近いグレーの真実を導き出すのは情報解析の基本中の基本である。

 だから! クローリクは歴史あるオカルト誌を年間購読契約したり、日本だけでなく各国のオカルトサイトなども回って情報を収集し、世界の裏側を暴こうと同好の志と日夜ネット掲示板で議論を交わしているのだ。

 それこそ小学生の頃からッッッ!

「い、陰謀論……ではないぞぉ~~ッッ!」

 クローリクの声は震えていた。

 割と隠していたい趣味なので、ソーカルに見透かされないよう話題を強引に進める。

「東瀬織が転入してから学年の雰囲気が何かおかしい!」

「おかしいって、何が?」

 空理恵がまたしても素人めいた態度で割り込んだ。

「中等部のお前には分からんだろうが、男子も女子もいつのまにか奴の信者みたいになってるのだ」

「はあ? なにそれ」

「言った通りだ。ほんの一言二言会話をするだけで、どいつもこいつも東瀬織に魅了される……としか言いようがない。皆、口を揃えて『彼女は素晴らしい』だの『彼女と同じクラスで光栄だ』だの、たわけたことを言い出すのだよ」

「つまりパイセンは人気を取られて悔しいってこと?」

「違うッ! そんなこと言ってないだろ!」

 と反論するものの、空理衛の指摘は一部当たっている。

 実際、高等部一年生のヒロイン的存在だったクローリクの立場は東瀬織にそっくり奪われてしまったのだ。納得がいかないのは事実だった。

「みんな東瀬織に洗脳されている……としか言いようがない。奴は普通ではない。絶対に」

「あーっ! アタシそういうの大昔のラノベで読んだことあるー! もしかしてウチの学校って狙われてる~?」

 相変わらず空理恵は真面目に話す気がないようでクローリクは辟易したが、案外的を射た意見のようにも思えた。

 ここに至り、今まで黙って会話に聞き入っていた最後の〈五方央〉メンバーが口を開いた。

「東瀬織の正体がどうあれ、風紀を乱しているのは間違いないと見た」

 上座に座る眼鏡の男子生徒。彼こそは高等部三年生の生徒会長だった。

 成績は三年連続学年一位。国立大学への推薦もほぼ内定済み。剣道部に所属し、心身ともに鍛え上げられた〈五方央〉に相応しい逸材である。

「私の方から東瀬織にはきちんと言っておく。心配は無用だ」

「おおッ! さすがは生徒会長ッ!」

 クローリクも一目置く、この生徒会長が自ら動くのなら最早なんの憂いもない。

 なにせ生徒会長は学生弁論大会でも三年連続で大賞を取っている。得体の知れない小娘ごとき、あっという間に説き伏せ、屈服させてくれるのは間違いないだろう。

 だが翌日――

 クローリクは放課後、高等部の校舎で生徒会長を見かけた。

 生徒会長はやけに上機嫌な様子だった。にこにこと笑顔を湛えて廊下を歩いていた。

「会長ッ!」

 クローリクは勝利を確信して声をかけたが

「おお、クローリクくん」

 返ってきたのは、抑揚のない不気味な声だった。

 問い質すまでもなく、生徒会長は饒舌かつ機械的に話し始めた。

「話してみて分かったが、全くの誤解だったよ。東瀬織さんは素晴らしい生徒だ。あの年齢であんなしっかりした考えを持っているのは驚嘆に値する。私など足元にも及ばない」

「な、なにを言って……」

「彼女こそ生徒会長に相応しい。でも本人はその気がないみたいだ。だから今後、生徒会は彼女を相談役として意見を求めるべきだと思う。東瀬織さんの意見があれば、学院も生徒ももっと……より良い……ひひひひ……方向に……うひひひ……進めると……うひひひひ……」

 生徒会長は歓喜の表情を浮かべて、笑っていた。

 人間として完全に終わっていた。人格を根こそぎ破壊されている。

 尊敬する人物の変わり果てた姿に絶句するクローリクの視線が、廊下の奥に黒い影を見た。

 東瀬織――。

 全ての元凶たる少女が、薄い笑みを浮かべてこちらを見ている。

 自らの奴隷に変えた生徒会長の有様を見て愉しいのか。あるいは自らに刃向うクローリクの脆弱さを嘲笑っているのか。

 クローリクには、どちらでも良かった。

 生徒会長に見切りをつけ、強い意志を込めて瀬織へと向かう。拳を握り、足に力を入れて、歩み寄る。

 瀬織は逃げもせず、果敢にも立ち向かってくる儚い存在を待ち受けていた。

「あら、クローリクさん。何か御用ですの?」

「東瀬織……ッ。貴様、何が目的だァッ!」

「これは奇態なことを。わたくしはただ、安寧に日々を過ごしたいだけですわ」

 激情を露わにするクローリクに対して、瀬織は余裕を持って微笑んだ。

 冷たく、暗い、日影のような笑みで。

「あなたも、あそこの会長さんも、少し勘違いをされているようですね。五方央……でしたっけ? 四天王だか八人衆だか知りませんが、この狭ぁい学校の中での肩書きとか地位とか、そういうもの押し付けられても笑ってしまうんですよね。だから、丁重にご遠慮したわけです」

「貴様ァ! 伝統ある五方央を愚弄する気かーーーッ!」

「伝統とか歴史とか、せいぜい100年かそこらの話ではありませんか? ほんっと滑稽ですわぁ。でもまあ、そちらは狭い世界での格付けとか序列とかに拘ってるようですから、わたくしも同じ土俵に立ってさしあげるのが作法というもの」

 瀬織は胸の下で腕を組んで、制服の下の豊かな乳房を持ち上げるようにしてクローリクを見下ろした。

「王権と人心の掌握。国を牛耳るとはどういうことか……見て分かりませんか? 勝敗は決しています。あなたはもう一人ぼっちなんですよ、クローリクさん?」

 クローリクは背筋に冷たいものを感じた。

 目の前の少女からは得体の知れない力を感じる。それは宮元園衛のような清廉さとは真逆の、毒々しい邪悪なものだ。

 恐らく、伝説で語られる毒婦の類、国家を裏で支配する魔性の女とはこういうものだろう。

 冷や汗が額に滲む。本能で感じる。目の前のこれは、危険すぎる。関わってはいけないものだと。

 それでも、クローリクの意地は逃走も敗北も認めなかった。

「私は……貴様にだけは絶対に負けないッ!」

「ほほほ……醜いですわねえ。吼えるだけの負け犬……いえ、小ウサギでしょうか? ふふふふふ」

 黒髪の魔性に相対する銀髪の白兎は、気高くとも儚い。

 強大な邪悪に対して抗う術は何もなく、今や孤立無援にして万事休す――かと思われた。

「なんだ? 何をやっているのだ、お前たち」

 ごく自然に、宮元園衛が階段を降りてきた。

「あら、園衛様」

「うおッ、理事長!」

 突然の出現にクローリクは狼狽するが、何ら不思議なことはない。

「今日は私の見回りの日だ。生徒らがちゃんと部活をやっとるか確認しにな」

 理事長判断で部費を増やすこともありうるので、園衛は実際に活動状況を視察。同時に生徒達に問題がないかを観察し、場合によっては相談に乗ることもある。

 運の良し悪しは相対的であるが、実際に園衛は生徒間の問題の現場に遭遇する形になった。・

「理事長ッ! 実は最近、校内で不穏な空気があるのです!」

 すかさずクローリクは園衛に進言を図った。

 瀬織はしまったという感じで「あ」と小さく声を上げて目を逸らした。

 園衛は、瞬時に状況を理解したようだった。

「瀬織。妙なことはするなと言った」

「は、はいぃ……。心得ておりますわぁ……」

 それだけで事は済んだ。

 翌日から、宮元学院高等部は平常に戻った。

 生徒達は昨日までの異常を忘れ、東瀬織は普通の女子生徒として学年に溶け込んでいる。

 だが一人だけ、未だ疑念と敵愾心を抱く者もいる。

 クローリクはクラスが違えども、休み時間や移動中に運悪く瀬織と顔を合わせることもある。

 その度に、二人の間には不穏な空気と静かな火花が散るのだった。

「あら、クローリクさん。今日も顔色が悪いですわね。ちゃんとご飯食べてますか? 栄養不足では背も胸も大きくなりませんわよぉ」

「肌が白いのは生まれつきだ。それに身長とバストは子供の頃のタンパク質摂取量で決まるのだ。もう少し勉強したらどうなんだ? ん~~ッ!」

 小言と嫌味の応酬の熱戦状態。

 しかし、他の生徒達から見れば印象は異なる。

「あの二人って仲が良いのね~」

「美少女が並ぶと絵になるなぁ~」

 そもそも、本当に仲が悪いのなら声などかけない冷戦状態になるわけで、二人は張り合いのあるライバル程度の関係だというのが大方の意見なのであった。


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