表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で橘屋開店します。  作者: 鯛 中
4/21

どうしたもんか…

さて…戻ったはいいけどどうやって話したもんか…とりあえずは家帰るか…



料理人として働く25歳の俺、橘 朝陽 (たちばな あさひ)この春大学を卒業する弟 朔夜 (さくや)21歳 …両親はすでに亡くなっており二人で暮らしている。


二人とも漫画、ゲーム、ラノベ好き。剣と魔法の世界…少々オタク気質かも…弟は俺にひっぱられてって感じか…まんざらでもなさそうだが…


それと武道。


弟が出来た後共働きを始め子供だけで留守番させるのも心配だしとの事でたまたま近所で両親の親友が家族で道場を開いており、子供が居らず随分とかわいがってもらってたので預けても安心って事で…。

どうせならと弟共々修行することに…始めてみると案外と楽しくって今も道場通いを続ける。まぁ勉強よりは体を動かすことの方が好きだったのもあるが…


まぁ変わった道場で家族のそれぞれが得意とするものが違ったらしく、合気道、弓道、空手と様々な事を仕込まれた…合気道は様々な武道に通ずるってことで無理やりにやらされてたが、俺は空手、弟は弓道が性に合ったらしく、それぞれ真剣に打ち込んでやっていた。


両親が亡くなったのは俺が21歳の時…


珍しく両親共に休みが取れたらしく、…たまにはのんびり夫婦水入らず過ごすわって母は嬉しそうだった…そんな母を見て父は照れくさそうに笑ってた…


…旅行先で事故に遭った…


もともと両親共に施設育ちで他に親族はいない。両親が亡くなった後は道場の人達が何かと面倒を見てくれた。


生活については、俺はすでに働いていたし、両親が残してくれた家と保険金で弟の大学の資金にも困る事はなかった。



「ただいま~ お~い、朔夜 ちょっといいか?」


「なに~?重要な事?」


「まぁ…そうかな…こっちきて座れや」


「ほ~い」



家に付くまでの間もあれこれと考えてはみた。

実は夢でした~なんて落ちもありえるが…万が一夢じゃなく現実だった場合…

いきなり俺が消えるんだよな…もう一回!ってお願いするのもなさそうだしな…

俺的には 異世界きた~って 感じなんだが…まぁ弟の奴も俺の影響で同じ趣味してるんで大丈夫だとは思うが…


まぁ一応話してみっか…なにも起こらなきゃそれはそれでよし……話して何も起こらなかったら弟に文句言われそうなだが…



長い夜が始まりそうだ…はぁ…めんどくせぇ…


読んでいただきありがとうございます。

ちょっと頑張ってみました。

ようやく主人公判明w遅すぎですか?


異世界までまだかかりそうです。気長に付き合ってください。

どしどし感想なんかもお待ちしてます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ