出発準備 俺side
「これから異世界に行ってくれんかのぉ…」
一旦思考停止………
はぁ?異世界に行ってくれと?…異世界??なんじゃそれ…そんなもんが存在すんのか??
さらに思考停止………
「おい…戻ってこんか。お~い」
んぁ…なんか未知の領域に突入してたぞ…
でもチョイ待ち…今の状況からしてみればそんな事もありなんか??まぁありなんだろ…あるんだな…ある!!……ポジティブ思考三段活用!
「どうかのぉ?いってくれんかの?」
…別に今の生活の未練は無い。しかし心配事はある。この世にたった一人の肉親…弟の事だ…
このままおれが行方不明になったりしたら、あいつはどうなる…
「行くのはいいっすけど…こっちの条件とかは飲んでくれるんすかね?」
「あまり無茶なことじゃない限りはかまわんぞ。いくら神様ちゅ~てもできんことはあるからのぉ…で、どんな事かの?」
「今の俺の環境とかは知ってるんすよね?」
「当たり前じゃ。くじ引きで当たりました~みたいなことする訳なかろぉ。適正ちゅうもんがあるんじゃからの」
「なら話は早い。弟のことなんすがね…出来るなら一緒にってのは駄目すかね?」
「まぁそうくるじゃろとは思っとた…自分で説得できて弟が了承するならかまわんぞ?」
はぁ…神様なのに他力本願すか…そりゃ俺が話した方が俺自身も納得できるっちゃできるが…
「んじゃ直接弟と会って話する時間もらえるんすよね?夢の中とかじゃなくて」
「もちろん構わんぞ。ただ時間制限は設けさせてもらうがの?それでもかまわんかの?」
まぁそうだろな…んじゃ40年後で!…なんて都合いいわきゃないもんな…
「でどんくらい貰えるんすかね時間?」
「今戻るとさっきの時間に戻るんじゃが明日の日の出までじゃの…ちなみに5時じゃ」
日の出までってなんか関係あんのか???なんて考えてたら…
「日の出と共に出発ってなんか清々しいではないか…うぉほっほ」
…考えを読まれてたらしい返事が返ってくるが楽しいんでらっしゃるようで…へぃへぃ…
「話がまとまったら声でもかけりゃいいすかね?」
「時間いっぱいいっぱい使ってくれてかまわんぞ。時間になったら勝手にこっちに呼び戻すでの。弟さんも来る気になっとったらお主が体に触れとれば一緒にこっちにひっぱるでの。忘れるでないぞ?必ず体に触れとるようにな」
「んじゃ早速行ってくるんでよろしくっす」
「忘れる出ないぞ。時間は5時じゃ。体に触れるのもわすれんようにな」
きた時と同じように眩い光に包まれ神様のこえが小さくなっていく…
読んで戴きありがとうございます。
人物設定出てきませんw
主人公が俺ってことで男兄弟ってだけですねぇ~いじわるですか?
ひっぱります!!w
読んでもらってる方の想像でこんな主人公かなぁなんて考えてもらってるのも作者としては楽しいのです。
行き当たりばったりなもんで読みにくい事もあるやもしれせんが。生ぬるい目で見てやって下さい。
こうなればいいなぁ~とかのご意見や感想お待ちしてます。