第三話 登校
色々とあり、つか、色々とありすぎて、学校に来たのが、校門が閉まる直前だった。
「ちょ、まずくね!?」
と、焦る俺と遠島。まあ、遠島君は、余裕で、ついたのですけどね。
「ぜぇ…ぜぇ…」
と、つかれながら、校門内へ入った、俺と遠島。
しかし、さらなる追い打ちが来た。
「遅刻、5分前だ!きちっとしろ照月!」
その声は、籠梅 東司だった。
「へいへ〜い」
と、眼を閉じた状態で、答えた。すると、彼は少々…つか、大変怒った顔で
「さあ、さっさと行け!」
と言う。…つか、先ほどから、なんでおれだけなんですか?遠島も…と探して、360°回った見ても、姿がなかった。
「なあ、遠島は?」
「見てないが?つか、さっさと行かんと遅刻だと言ってるだろ!」
と俺が言うと、そう返ってきたので、急ぎ、教室に行くことにした。
「ふぁ〜…ねみぃ…」
と、俺が席に着いたのが、8時24分。残り一分で、風紀委員から、個室ならぬ、説教部屋に来いと、呼ばれるところだった。
「おっ、今日は珍しく遅いな?てるてる」
「あぁ〜それがな、青春の一ページを、わざわざ二ページ分書いてきたから、遅くなったんだ」
そう声を掛けてきたのは、籠梅 雹、鬼の風紀委員の弟だが、のほほ〜んとしていて、あの
兄とは、大違いな兄弟なわけだ。
「なるほどなぁ〜」
と、納得の様子。まあ、それだけでは終わらないんだが…。
それと、籠梅の兄弟は、長男、籠梅 東司、二男、籠梅 雹、長女、籠梅 牡丹らしい。ちなみに、長女の牡丹は、俺らと同じ年齢だが、あっちの方に通ってるとのことだった。そして、切り出しをしようと、俺は口を開く。
「なあ、白流学園の古辺さんのこと知ってるか?」
と普通に質問してみる。
「ん、そのことなら、吾輩よりも詳しい奴がおるぞよ?」
と、ふざけた口調でいう籠梅。
「お前以上の情報通か?」
「おうよ、さすがに参るけど、すごいぜ」
と、籠梅が言うぐらいすごいのか、ちなみに、雹の情報通は、この学校の使者と呼ばれるほどで、学校の表から裏まで、テストの内容から、それぞれの内申まで知っているとのことだ。
「ちなみに、誰なんだ?その凄腕の情報通は」
「それはな…」




