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カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち
戻った家で

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92/217

ヒトの長のハナシ


「知るかよ!おれにはわかんねえよ!みんながあいつらのこと何で嫌いかなんて!」

 この前のカエルの話を思い出す。

 カタチがどうだっていうんだよ。


「いいか、おれらだって何の理由もなく嫌ってるわけではない。前にも話したがヒトとテングの争いは今に始まったことではない。大昔あいつらが突然アレに乗ってやってきた。あの、巣に刺さった大きな船だ。アレであの山にぶつかり、そのままあいつらの巣にしてしまった。あの山にはたくさんの『硬いモノ』がある。あいつらがいなければ、ヒトはもっと楽な暮らしになってたかもしれないが、あいつらは飛んでヒトよりも優位に立った。奥の森は奴らに取られ、ヒトは海のほうに追いやられてしまった。境にいるカエルは、どっち付かずでやってるが、テングに置かれたんだ。結局はあいつらの仲間だ」

 

 カエルのところに夜、エンがいた。『大事な話』をして。


 いや、だから何だ?

「何だよそれ、あんただって病気を診てもらっただろ?なのになんでそんなことを言うんだよ。どっちの仲間だって関係ないだろ?」

 長老の話はいつもおれをいらだたせる。


 早くエンのところへ。

 何でおれは動かない?


「そうだ。カエルは病を、怪我を治す。それこそテングの思うつぼだ。おれたちはカエルに頭が上がらない。そのカエルがヒトの監視役だって知ってたか?」


「監視?・・・って、 ―― 見張ってるってことか?」

 金色のでかい目。


「そうだ。そのために置かれたんだ。それに、奥の森にはヒトは入れないのにヒトの空にはあいつらが現れる」



 あの幼いエンが頭に現れた。

   ・・・あれ、たしか、あいつ何かおかしなこと言ってたよな?



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