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カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち
夜の訪問

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中立だが味方にはなる


 やさしいエンの声を聞いたら急に理解できた。


 ここだっておれがいちゃだめなんだ。いきなり入り込んだのはおれのほう。


 自分が馬鹿みたいに思えた。何をこんなに怒っているんだろう。

「なあ、ここはヒトとテングの中間なんだろ?あんた両方のどっちにもつかない中立なんじゃあないのかよ?」


 金色の目はじっと動かない。ろうそくがじじ、と鳴いた。


「それは、お前の勝手な思い込みだ」

 カエルはどこも動かさずに言う。


「確かにおれはどっちの味方でもない。だがな、《誰か》の味方になるのは、おれの勝手だろう。おれはエンとサザナ、ワッカとフッタは気に入っている。だから、その中の誰といつどこで会おうとも、おれの勝手だろう?」


「おい、カエル」

 たしなめるようにエンがそちらに移動する。

「フッタ、いったいどうした?さっきワッカがどうだとか言いかけたが。何をそんなに怒っているんだ?」


 白い翼が暗い中でも白く浮かび、初めてここに来たときを思い出す。


 今はそんなこと、どうでもいいのに。




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