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カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち
ワッカの家

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66/217

転がり落ちる


「・・・わかった。おれから、謝るよ。 ・・・今度」


 そんな『今度』はいつなんだろう。


「今日はもう帰る」


 今日はもう逃げたい。




 時間をかけて立ち上がったら、服からそれが転がり出て、落ちた。


「あ」


 ああ、そうだ。思い出した。


 沼から戻ったときだ。





 『ウッタのばかあ!』

        うまくしゃべれないワッカはたしかに怒っていて

 『しとりで行っちゃあだめ!』

        おれはこの革袋を持って、サーナに早くあれを渡したくて

         カエルがくれた革袋から白い羽を差し出したのに

            サーナは全然喜んでくれずに悲しそうに首を振り


  でも、さっきまで怒っていたワッカがその白い羽に手をだしてきて


 『わあ・・・きれい』

 『ほんとにそう思うか?』



     それでおれは

         奴がわかってくれたことがすごくうれしくて・・・





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