表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち
ワッカの家

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

63/217

ひそめた声は怒ってる


「か、かあちゃん、苦しいよ。ほら、鼻水が出てひどい顔になってる」

 ワッカが苦しげな声で言うとぱっとその腕が放されて「ほんと、いやだ」サーナはまた奥へと消えた。

 たぶん泣きにいくんだ。


「フッタ!あれじゃあ話したことになんかならないだろう?」

 向こうを気にしたワッカの声は、小さいが怒っている。


 ひそめた声でおれも言い返す。

「じゃあ何て言えばいいんだよ?正直にこの陸を出て行くから『さようなら』か?おれだって本当はそう言いたいところなんだ。でもそんなこと言ったらここから出してもらえなくなるだろ?サーナはジリと一緒で、おれがテングとゆくもんだと思ってる」


「誰だって思うよ!あれだけ仲良くしてればさ。ぼくだってまだ半信半疑だね。だって《巣》にまで呼ばれてるんだろ?」


「だからぁ、別れの前に一度来いって言われただけだよ。別に行くとは答えてないし」



  「行くんだろ?」


 ワッカからとは思えない冷たく怒った声。

 驚いてその顔を確認してしまう。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ