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カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち
カエルとフッタ

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あの花


 ここは、ヒトとテングの中立の場所だ。おれにとってもそうだった。


 カエルは誰の敵にもならないし味方にもならない。


 ―― それはわかっている。


「・・・エンは祝福してくれた」

 だからどうした?おれは何言ってんだ。


 そうだ、ここは中立の場だ。誰の味方でもないカエルはおれの味方でもないだろう。


「花をくれたよ。おめでとうって。赤い」


 カエルには関係ないだろう?


「よろこびの花か?」


 カエルの目にすうっと膜が張る。なぜかその反応が一瞬うれしい。だが、言葉は続いた。

「―― たしかにあれは、祝い事に贈る花だが、 ―― 死んだ仲間の墓に飾る花でもある」

 文字を読み上げるようにはっきりと響いた声。


 カエルを睨み、毛織物を投げつけて飛び出した。





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