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カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち
別れ

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203/217

いつでも来い


「・・・なあ、カエルは先のカエルから全部教えてもらって知ってたんだろ?」


「ああ、色々な。これが無事に終わったら、今度はおれが、前のおれに手紙を出さんとな」


「そっか・・・やっぱ、あんたすげえな」

 知ってて全てをこの無表情に収めていたわけか。

「・・・あのさあ」


「なんだ?」


「おれ、戻ったら・・・あんたに会いに行っていいのか?」


 奴の目の膜が下からさっと上がった。

「言っただろう?おれはお前の『友達』だぞ。 おまけにおれはヒトではない。・・・いつでも来い。椅子はある」


 今を逃したら絶対出来ないだろうから、思い切ってその離れた目と目の間に額を押し付けた。

「ありがとな。いろいろ」目を合わせなくてすむ。


「ふん。お前がおれに礼を言うようになるとはな」

 奴の鼻から出された息がゆがむ。


「あんた、ヒトだったら絶対今泣いてるぜ」

 笑おうとしたのに。

「泣いてるのはお前だ。 愚か者・・・」

 背中をやさしく叩かれた。

 




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