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カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち
※※※ ※※

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198/217

嫌だよ


 「そんな!フッタ!」


 向こうに降りたワッカが俺に駆け寄る。


「嫌だよ!そんなの!だめ!」

 転びそうになりながら必死におれの腕をつかんだ。


 ケガをしているほうで痛みが走るが、「ワッカ?」この前おれが陸を出ると伝えた時とあまりに違う反応に驚く。


「だめだよ!だって、そんな時間なんて、僕飛べないよ!陸なら、どこだって、歩いたり走ったりするフッタは追いかけられるけど、それはだめ!追いつけないよ!嫌だ!だめ!」

 うあああんと声を発してワッカがおれにしがみついた。


 ワッカはおれのこと・・・追いかける、つもりだったんだ・・・。


「泣くなよ、ワッカ」

 言ったのはヤシナで、自分こそぼろぼろと泣いている。


「お前こそ大人なんだから泣くなよ」

 なんだか先を越されたようなおかしな気分で、でかいおれに言う。


「うるせえな、いいかフッタ、おれは自分のこと大人だなんて思ってねえし、今のお前の代わりに泣いてやってんだよ」

 泣き止みそうもないヤシナはおれとワッカの頭を、まとめて太い腕に囲った。







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